ビートルズの「エド・サリバンショー完全版」DVDには、テレビ番組自体がまるごと収録されていて、鎮痛薬、インスタント紅茶、じゅーたん、パンケーキの素、シェービングクリームなどのCMもそのまま入っている。

鎮痛薬アナシンのCMでは、「数分後に痛みを取り去り、ストレスを解消し気分を和らげる医師も推薦!」などと言っている(笑)。内服薬は基本的に吸収されるまで30分はかかるし、直接的に気分を和らげる作用は無い。また、市販薬を使われたら病院に行かなくなるので医師が推薦するわけがないのだが…。現在とは異なり、誇大広告?の規制がゆるやかだったのかな。



それと、パンケーキの素が普及していたようだが、当時からアメリカ人の中流家庭では当たり前にオーブンがあったのだなぁ。気軽にパーティを開いて自家製パンケーキを振る舞うらしく、バターの香りが漂っていたのだろうな。
インスタント紅茶はリプトンなのだが、ティーバッグ以外にも顆粒状で溶けるタイプもあったようで、驚く。
全体的には比較広告が当たり前で、「従来品に比べて~~が良くなった」という言い方を多用している。アナシンなどは堂々と他社のバファリンと比較している。

DVDのメインメニューではないが、なかなか興味深かった。
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# by bongokid | 2005-10-09 21:55 | Column

c0033501_8525454.jpg1989年から1997年までのリンゴ・スター&ヒズ・オールスター・バンドのライヴツアー用プロジェクトの中からベストテイクを集めたもので、最近廉価で発売されたものを購入した。
笑っちゃうくらいに驚かされる組み合わせが、入れ代わり立ち代わり次から次へと出てくる。にやにやしながら和む和む♪仕事の疲れが一気に吹っ飛ぶ楽しさだ。
しかし、まぁ、よくこれだけのメンバーを集めたものだ。メンバー集めは、リンゴの人徳とプロモーターの手腕だろう。

ん~~この手法はなにかと似ていないか?
ロックンロール・ホール・オブ・フェイムのスーパー・セッション?
バングラデッシュ・コンサート?
ローリング・サンダー・レビュー?
吉田拓郎とキンキ・キッズのテレビ番組「LOVELOVE愛してる」?

いやぁ、違うなぁ。。。そう、あれだあれだ!
グループサウンズ・ナツメロ同窓会ライヴ!
あれがいちばん似ている。というのは冗談だが…、
はっきり言って60年代から70年代前半の“懐かしのロック大会”である。

誰もが皆、一世を風靡した人たちで、リンゴの息子ザック・スターキーを除いて、立ち位置をしっかりわきまえた大ベテランのプロフェッショナル・パフォーマンス。演奏は手堅く、手抜きは一切見かけられない。当たり前のことかもしれないが、さすがである。
さて、何度も何度も観る気になるかどうか、その分岐点は、パフォーマーに現役感覚があるかどうかが目安のような気がする。

DVDが安くなったのは嬉しいが、各曲毎のメンバークレジットが一切無いのはとても不親切だ。というわけで、ネット情報を頼りに自分で作ってみた。(下記参照)

■1989, The Greek Theatre, LA, CA

ハニー・ドント - Ringo Starr
アイコ・アイコ - Dr. John
ザ・ウェイト - Levon Helm(The Band)
想い出のフォトグラフ - Ringo Starr

ジョー・ウォルシュ(g)、ニルス・ロフグレン(g)、ドクター・ジョン(Key)、リック・ダンコ(B)、レヴォン・ヘルム(Dr)、ジム・ケルトナー(Dr)、ビリー・プレストン(Key)、クラレンス・クレモンズ(Sax)、リンゴ・スター(Dr)、ガース・ハドソン(Accordion)

89年の第一期メンバーが、やはり実力的にもいちばん贅沢だし、ロフグレン、ケルトナー、プレストンなどの職人技バッキングは文句のつけ様がない。
「アイコ・アイコ」もノリノリで、ドクター・ジョンの圧倒的な存在感と、それぞれのソロ回しが楽しい。
ザ・バンドの3人を含めたこのメンバーによる「ザ・ウェイト」はグレイト!

■1992, Montreux Jazz Festival

Don't Go Where The Road Don't Go - Ringo Starr
ロッキー・マウンテン・ウェイ - Joe Walsh
The No-No Song - Ringo Starr(1992, Empire Theatre, Liverpool)
Bang The Drum All Day - Todd Rundgren
ユア・シックスティーン - Ringo Starr
イエロー・サブマリン - Rinog Sarr

ジョー・ウォルシュ(g)、トッド・ラングレン(g,Perc)、デイブ・エドモンズ(g)、ティモシー・B・シュミット(b)、ニルス・ロフグレン(g)、バートン・カミングス(key)、ティム・キャペロ(Sax)、リンゴ・スター(Dr)、ザック・スターキー(Dr)

ジョー・ウォルッシュのスライド・ギターが圧巻。トッド・ラングレンのハジケ具合も圧巻。歌える人たちがほとんどだから、リンゴの「ユア・シックスティーン」などでのバックコーラスもとても気持ちよい。

■1995, Japan

I Wanna Be Your Man - Ringo Starr
Groovin' - Felix Cavaliere(The Young Rascals)
You Ain't Seen Nothin' Yet - Randy Bachman(The Guess Who, B.T.O.)
Boys - Ringo Starr

ジョン・エントウィッスル(b)、ランディ・バックマン(g)、マーク・ファーナー(g)、フェリックス・キャバリエ(key)、ビリー・プレストン(key)、マーク・リビエラ(Saxphone)、リンゴ・スター(Dr)、ザック・スターキー(Dr)

ヤング・ラスカルズの名曲やバックマン・ターナー・オーバー・ドライブの大ヒット曲をオリジナル・ボーカルが歌い、グランドファンクのマーク・ファーナーやフーのジョン・エントウィッスルがバッキングという、ある意味信じられない組み合わせ。

■1997, Pine Knob, MI

明日への願い - Ringo Starr
Sunshine Of Your Love - Jack Bruce
ノルウェーの森 - Peter Frampton
青い影 - Gary Brooker(Procol Harum)
オール・ライト・ナウ - Simon Kirke(Free,Bad Company)
アクト・ナチュラリー - Ringo Starr
With A Little Help From My Friends - Ringo Starr

ピーター・フランプトン(g)、ゲイリー・ブロッカー(Key)、ジャック・ブルース(b)、サイモン・カーク(Dr)、マーク・リビエラ(Saxophone)、リンゴ・スター(Dr)

ピーター・フランプトンはすっかり禿げ上がっていて別人のよう。「サンシャイン・オヴ・ユア・ラヴ」ではギター・ソロを弾きまくり。
フリーの「オール・ライト・ナウ」はドラムのサイモン・カークが歌っている。
カントリー風味のリンゴの「アクト・ナチュラリー」でジャック・ブルースがベースを弾いてサイモン・カークがドラムをプレイしているなんて、う~ん、みなさん器用だなぁ。(笑)
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# by bongokid | 2005-10-06 23:22 | DVD

c0033501_175623.jpg

1988年は、後楽園球場が閉鎖され、それに替わって東京ドームが完成された年だ。そのこけら落としのイベントで、ミック・ジャガーの初来日公演が行なわれた。

ストーンズのレパートリーが大半を占め、キースを激怒させたらしいが、ミックとしてはソロとして独立したわけでもなく、イレギュラーな束の間の極東ツアーだったかもしれない。

喉の調子はいま一つで、ハイトーン部分はバックボーカルに任せていた。
ドラムは手数(と足数)が多いサイモン・フィリップスで、ストーンズのレパートリーではやや違和感があったが、全体のアンサンブルはほぼ従来のまま演奏された。
しかし、そんなことは枝葉に過ぎず、このミックの初来日公演は、ローリングストーンズ1973年の突然の公演中止(過去の大麻不法所持を理由に外務省が入国拒否)で悔しがったオールド世代から当時の若い世代まで、ストーンズのライブに飢えていた日本中の多くのファンを興奮させた。おそらく、理屈抜きで直感的に興奮したのだ!

会場にいた多くのファンは、「スタート・ミー・アップ」や「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」や「サティスファクション」や「タンブリン・ダイス」などのイントロを聴いただけで狂喜乱舞した。そして、泣いていた。そういう自分もやっぱり泣いていた。ロックンロールのリフで泣くとは思ってもみなかった。

あくまでも私見だが、その独特の思いを経験したおかげで、2年後にローリングストーンズが初来日した時は、思いの外、冷静だったように思う。
つまり、煎じ詰めれば、「表層的な部分でのローリングストーンズとはミック・ジャガーである」という、ある意味ごく当然の認識を再確認させられたのである。と同時に、ミックのソロでなく、もしも先にストーンズが日本に来ていたら、、、まったく異なる思いを抱いたようにも思う。

以下、東京ドーム曲目
1. ホンキー・トンク・ウィメン
2. Throwaway
3. ビッチ
4. 夜をぶっとばせ
5. ビースト・オヴ・バーデン
6. ダイスをころがせ
7. ミス・ユー
8. ルビー・チューズデイ
9. ジャスト・アナザー・ナイト
10. War Baby
11. ハーレム・シャフル
12. SAY You Will
13. Party Doll
14. 無情の世界
15. Radio Control
16. ギミー・シェルター
17. スタート・ミー・アップ
18. ブラウン・シュガー
19. イッツ・オンリー・ロックンロール
20. ジャンピン・ジャック・フラッシュ
21. 悪魔を憐れむ歌(アンコール)
22. サティスファクション(アンコール)


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# by bongokid | 2005-10-05 00:41 | Column

部屋の棚の奥の奥にカセットテープがたくさん眠っている。
ほとんどが、バンドをやっていた時の録音や友人のレコードをダビングしたものなのだが、その中に混じって、今では珍しいオフィシャルなカセットも出てきた。
CD1枚が3500円程度だった頃(=まだLPレコードがかろうじて主流だった頃)に、タワーレコードには輸入盤のカセットテープもまだ売られていて、元来、音源さえ確保出来れば形にあまりこだわらない性分なもので、1000円程度だったこともあり、購入した記憶がある。
その頃は、欧米でもっとも需要がある形体は、意外にもカセットテープだった、という話を聞いたことがある。その流れでタワーでも売られていたのかも。
周囲の友人たちは、「いまどき、わざわざカセットなんか買うやつなんていないぞ!」と笑っていた。
(あれ?なぜか、浜田省吾と松田聖子もあるぞ。)

c0033501_1265783.jpg携帯画像でわかりにくいが、並んでいるのは、
SLOW DOWN(浜田省吾)
スコール(松田聖子)
シアーハートアタック(クィーン)
クローサートゥホーム(グランドファンクレイルロード)
チャイムス・オヴ・フリーダム(ブルース・スプリングスティーン)
ザ・バーズ グレイテストヒッツ
FREE JAZZ(オーネット・コールマン)
c0033501_1272016.jpgザ・ベスト・オヴ ゲイリー・US・ボンズ
ウィッシュボーン・アッシュのファースト
ロール・ウィズ・イット(スティーヴ・ウィンウッド)
MILES AND COLTRANE
KIND OF BLUE(マイルス・ディヴィス)
IMPRESSIONS(ジョン・コルトレーン)

いやぁ、ムチャクチャです。。。
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# by bongokid | 2005-10-02 00:24 | Column

最近、仕事が結構ハードなもので、文章を編む気力がありません。
音楽は少しずつ聴いていますね。

アウトテイク集ボックスセットからチョイスした15曲+未発表3曲のSpringsteenの「18Tracks」という変則アウトテイク集と、1961年のJohn Coltrane Quintet with EricDolphy(1961)のライヴ盤。
こんな組み合わせで聴く人はあまりいそうもないが、なぜかそういうのもありなのです。
c0033501_153127.jpg
「18Tracks」はだいぶ前にブートLPで聴いた曲が多いが、音の良いオフィシャルで改めて続けて聴くととても新鮮。ボックスセットを買うほど超マニアではないので、18曲程度がちょうどいい。そのうち詳しく書こうと思う。


c0033501_154409.jpg
こちらもいずれ詳しく書きたいが、コルトレーン・カルテットにエリック・ドルフィが加わっていた1961年のヨーロッパ遠征のライヴは昔から思い入れがある。これもハーフオフィシャルかな。ドルフィがバンドに調和しているような、していないような、そんなところが逆にとてもスリルがあって好み。音質は△ですが。
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# by bongokid | 2005-09-30 00:35 | CD

c0033501_053343.jpg1972年に発売された同名映画のサウンドトラックで、カーティス・メイフィールドの代表作。

本当に素晴らしいアルバムに出会うとバカになる。たんにボキャブラリーが無いだけとも言えるが。
ストリングス最高!ワウギター最高!パーカッション最高!木管&金管最高!総じてアレンジ最高!アンサンブル最高!ファルセットボーカル最高!曲ももちろん名曲ばかりで最高!文句のつけようが無いブラックミュージック/ソウルの最高傑作。
歌詞は(ニューヨークの)黒人社会の暗部をテーマにしていて重い部分も多々あるが、それを100%理解できなくても音楽そのものが素晴らしいので、裏切られることはない。(映画自体は観ていないが、CDジャケからなんとなく想像できる)

実は、趣味で音楽のアレンジをやっているのだが、これには学ぶべき音が詰まっている。

※追記 このアルバムの背景についてはLenmacさんの記事をどうぞ。05/9/23
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# by bongokid | 2005-09-19 00:53 | CD

LPのミニチュアのような“紙ジャケにタスキ付き”の復刻はマニア心をくすぐるようだが、収納の機能性からするとどうも苦手だ。
というのは、、、
LP時代の時もそうだったのだが、内袋(ポリエチレン?)の口と紙ジャケの口を合わせるか交差させるかという問題がある。
口を合わせれば取り出しやすいが、ホコリが入ったり盤がするりと外に落ちる可能性がある。交差させれば出し入れがとても面倒くさい。
加えて外袋(ビニール?)を使う場合、その封の部分のノリが紙ジャケにくっつくこともありうっとうしい。
それと立てかけて本のように収納した場合、側面が薄いためにタイトルがわかりにくいので、聴きたいものを探しにくい。

そんなわけで、オーソドックスなプラケースがいちばん良いと思うのだ。まぁ、たまにひびが入ったり解説書がキチキチで出し入れに苦労したりもするが…。(苦笑)
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# by bongokid | 2005-09-15 21:53 | Column

c0033501_21303497.jpgウッドストック1969・ディレクターズカット版が先日届き、少しずつ観ている。価格が税込み2100円というのは手放しで嬉しい。(1500円の時期もあった?)
しかし、安いだけのことはある。解説は一切無し(苦笑)。しょうがないので、レコードコレクター1994年10月号を引っ張り出し、ウッドストック25周年の特集記事を今一度参考にしている。
今頃嬉しがるのもだいぶ遅れているかもしれないが、オリジナル185分+40分(キャンド・ヒート、ジャニス・ジョプリン、ジェファースン・エアプレインが追加)で、デジタルリミックス&ドルビーサラウンドが導入されている。
20年前に手に入れたオリジナル映像(字幕なしのダビングものベータビデオ)に比べて雲泥の差だ。

そういえば、マウンテンの場合、音のほうはウッドストックⅡに入っていたが、オリジナルの映画には入っていませんでした。(だいぶあとの1994年に発売された、三日間を一本ずつバラした再発ビデオでは取り込まれたらしい)c0033501_23281880.jpg

ついでだから、ウッドストックに出ていながら映像として取上げられていない大物はというと、C.C.R., The Band, Jeff Beck Group, Blood Sweat & Tears, Greatful Dead などだそうです。残念だ!
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# by bongokid | 2005-09-10 20:59 | DVD

ものすご~く欲しいか?といえばそうでもないが、安ければなにかのついでに購入したい-と日頃思っているCDは結構あるものだ。

それらは、すでにアナログで持っていたり、カセットテープで部分的に聴いたことがあるものがほとんど。けして新鮮味は無いのだが、1枚2000円くらいまでならCDで買いなおしても損は無いと思っている。(紙ジャケマニアではありませんよ)
というわけでチェックしてみると、廃盤がちらほらでちょっと焦った!とりあえず下記の7枚中4枚はHMVでゲット(♪)した。
  • シルバーヘッドのファースト
  • ディテクティブのファースト
  • パリス(ボブ・ウェルチ率いる)のセカンド「Big Towne, 2061」
  • ミスタービッグ(注:同名異バンドあり。ダブルドラムのほう)のファースト「甘味のハードロッカー」
  • バッドカンパニーのファースト
  • ザ・カルトの「エレクトリック」
  • クローラー(バックストリート・クローラー改め)の「毒蛇」
  • ジョ・ジョ・ガンのファースト

DVDはというと、
リンゴ・スター・アンド・ヒズ・オール・スター・バンド / ザ・ベスト・ソー・ファーを注文済み。
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# by bongokid | 2005-09-08 00:42 | CD

ローリングストーンズの最新ライブ映像を、東芝EMIのページ(中段やや下)で見てきた。ミックがテレキャスターでスライドギターを弾いている。
ミック・ジャガーって、当たり前にボーカリストとして認知されているが、時にギターもハーモニカもピアノもちゃんとやってしまう。スライドならロン・ウッドの専売特許のはずだが、それにしても、どういういきさつでこういうアイデアが生まれるのかとても興味がありますね。

余談だけど、ブルース・スプリングスティーンにしても桑田佳祐にしても、バンドの専任ギタリスト(オリジナルメンバー)よりギターがうまかったりする。ミック・ジャガーの本気のギターソロも実は凄かったりして?
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# by bongokid | 2005-09-02 22:23 | Player

たしか当時のポスターらしきものには、出演者一覧にTen Yers AfterMountainの記載があるが、映画(DVD)には演奏シーンはありませんね。
マウンテンのレズリー・ウエストの姿だけは、冒頭の車中のシーンでちょっとだけ出てくるが。。。

個人的にはどちらも入れて欲しかったです。
取上げられなかった理由はなんでしょうね?
全体の雰囲気からははみ出てしまったから?
権利関係がクリア出来なかったから?
謎です。
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# by bongokid | 2005-09-01 23:35 | DVD

daisuke_Tokyocityさんの記事にトラックバック

オリジナルメンバーによる1971年のカーネギーホール・ライヴが絶対的に信頼のおけるレーベル、ライノから未発表ボーナスCD1枚増で再発されたそう。
オリジナルLP発売時には、4枚組7800円という、当時かなり高価なもので手が出なかった。結局、後に出た2枚組「ライヴ・イン・ジャパン」を買って妥協したままでいたのだった。

シカゴのデビュー時の正式名はシカゴ・トランジット・オーソリティで、政治色の濃い作品も多く、Jazz的要素はあれど、今では考えられないくらいロックスピリットに溢れていた。
1972年初来日当時、ロック雑誌のレポートで、評論家連中が一様に「この前に来たB.S.T.に比べて、よりストレートでロックを感じたね」というようなことを言っていたのが印象に残っている。
c0033501_22414477.jpg
たまたまだが、前回で紹介した1969年のテキサス・インターナショナル・ポップ・フェスティバルにおけるライヴのブートレッグCDを10年前くらいに購入して持っている。69年ということは、まだデビュー間もない頃で、デビューアルバムのプロモートの意味合いが強い。比較的良好なステレオ音質で6曲収録。(インターバルやMC入り)
作品自体の質に関しては「カーネギーホール」のほうが良いのは言うまでも無いです。

1.Introduction
2.Does Anybody Really Know What Time It Is? (Free Form Intro)
3.South California Purples
4.Beginnings
5.25 or 6 to 4
6.I'm A Man


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# by bongokid | 2005-08-27 22:47 | CD

c0033501_034646.jpg
これはテキサスで1969年8月30,31日、9月1日に行われたフェスで、出演者もメチャ豪華!
音源の一部は以前にアーティスト別にブートCDが出回っていて、ラッキーにもレッド・ツェッペリンとシカゴとスライ&ファミリーストーンのを持っている。正式な完全版、出ないかなぁ?
若々しいツェッペリンとサム&デイブとサンタナが続けて観られたなんて・・・参るなぁ。
画像ではわかりにくいけど、目を凝らしてパンフレットの出演者をご覧あれ!
(クレジット以外に、グランド・ファンク・レイルロードも出演したらしい。)



ウッドストックやアトランタなどは知られているが、1969年、1970年頃には、他にもアメリカで野外ロックフェスが頻繁に行われていたようだ。

また、シンシナチで行われたロックフェスのダイジェストの画質の悪い映像(ブート)もあって、それはテレビ放映のコピーだったことからして、映像や音源がまだあるんじゃないかと密かに期待しているのだが。
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# by bongokid | 2005-08-19 01:06 | Column

約2年前の2003年6月。 LED ZEPPELINのすべて未発表!のライヴ2枚組DVDが発売された。(ボーナス映像には既発表部分あり)

痛みの激しい眠っていたフイルムを、あらゆるデジタル技術を酷使して蘇らせた映像は、まさに驚異!衝撃!の極みだった。
これは目を皿にしてしっかり観たいゾ♪ということで、まず先走ってソフトを購入。
DVDプレーヤーはまだ持っておらず、一応PCで観られるのでプレーヤー購入は躊躇したのだが、数ヶ月後、結局ステレオコンポ+デカイ画面でどうしても観たくなり、ようやくプレーヤーを購入した。(時すでにDVDレコーダーが主流になっていて、なんとソフトよりハードのほうが安かった♪)

1984年、βハイファイヴィデオプレーヤーを購入し、今まで観たことの無い“動くロック映像”を夢心地で観まくった。『LED ZEPPELIN DVD』の衝撃は、それに匹敵…いやその時以上に、新鮮な興奮を覚えた。
とくに1970年・ロイヤルアルバートホールでのパフォーマンスはとんでもない。



当時のオーディエンスも演奏にまさに釘付け状態。新しい価値観に出会う瞬間の連続で、むしろ“のる”余裕など無いのが雰囲気でわかる。
誤解されるのを承知で言い切ってしまえば、当時のLED ZEPPELINの前ではアメリカのロックのほとんどが腑抜けに見えてくる。
ブルースを消化した圧倒的な楽曲の構成力、緊張感を伴った演奏の表現能力は他に類を見ないし、あえてロールしないまさに“ロック”のダイナミズムに溢れている。c0033501_23242536.jpg
ドラム・ソロというものは概して退屈なものだが、「モビー・ディック」のそれは例外で、何度観ても鳥肌が立つ。(「狂熱のライブ」よりこちらのほうが凄いと思う。)ドラマーのジョン・ボーナムは1970年の時点で21歳とは驚く。彼は音楽史上もっとも偉大な打楽器奏者のひとりだろう。
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# by bongokid | 2005-08-17 23:27 | DVD

1973年にワーナー(アトランティックを含む)が採算度外視?で、二枚組980円の「ホットメニュー」というロックのプロモーションLPを作ったが、このSONYの米盤ライヴ・オムニバスも凄い。
c0033501_16391715.jpg70年代~のロックアーティストのライヴ音源を1曲ずつ紹介する形で40曲収録された3枚組CDで、実買価格1200~2000円! 収録アーティストは、
サンタナ、テッド・ニュージェント、オールマンブラザース、ロギンス&メッシーナ、ジャニス・ジョップリン、ザ・バーズ、アージェント、ジェフ・ベック、ジューダス・プリースト、カンサス、リビングカラー、ラヴァーボーイ、スティーヴ・レイボーン、メン・アット・ワーク、エディ・マネー、モット・ザ・フープル、エドガー・ウィンター、マウンテン、レッド・スピード・ワゴン、ジョー・サトリアーニ、フランク・マリノ&マホガニーラッシュ、タワー・オブ・パワー、ウエスト・ブルース&レイング、リック・デリンジャー、アリス・クーパー、ドゥービー・ブラザース、モリー・ハケット、ハート、サウスサイド・ジョニー、ジョニー・ウインター、タジ・マハール、ボズ・スキャッグスwith MG's、マイク・ブルームフィールド&アル・クーパー、ケニー・ロギンス、チャーリー・ダニエルス・バンド、ポコ、エルビン・ビショップ、ブッカーT &MG’s、ダン・フォーゲルバーグ

CDを買うほどではなかったりCDまるごとはキツイなと思いながらも、ちょっと気になっていて“つまみ聴きしてみたい”-そんな欲求を十分に満たしてくれる。手持ちのものとの多少のダブりは仕方がないですね。
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# by bongokid | 2005-08-13 16:39 | CD

カルロス・サンタナが選曲者の立場で企画し93年に発表された特異なCDで、CDタイトルは「LIVE FOREVER Sacred Sources1」(Polydor POCP-1395)。
c0033501_2203167.jpg

  1. 恋のメッセージ/ジミ・ヘンドリックス
  2. ファイアー/ジミ・ヘンドリックス
  3. 今日を生きられない/ジミ・ヘンドリックス
  4. ジョイ/マーヴィン・ゲイ
  5. ホワッツ・ゴーイング・オン/マーヴィン・ゲイ
  6. ナチュラル・ミスティック/ボブ・マーリー
  7. エクソダス/ボブ・マーリー
  8. リヴィエラ・パラダイス/スティーヴィー・レイ・ボーン
  9. オグンジ/ジョン・コルトレーン

詳細な録音期日のデーターは無く、厳密には疑問の残る点もあるようだが、どの演奏もほぼ亡くなる直前のパフォーマンスだそう。偉大なミュージシャンたちの供養の意味で、たまに聴いているが、そこにどんな意味を持たせるか、または持たせないかは人それぞれと思う。

エキサイティングなジミ・ヘン、ソウルフルにシャウトするマーヴィン・ゲイ、意外に叙情的なレイ・ボーン。彼らは事故死であり、当然パフォーマンスへの直接の影響は感じられない。
体調自体がパフォーマンスに影響していると思われるのがマーリーとコルトレーン。息切れを考慮したのか「エクソダス」のハイスピードなテンポには驚くし、おそらく椅子に座ったまま演奏していると思われるフリーフォームな「オグンジ」には言葉が無い。

みんな偉大だ。改めて合掌。

(ジミ・ヘンドリックスの3曲はBerkeley Community Theatre, May 30, 1970だそうです)
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# by bongokid | 2005-08-11 22:03 | CD

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c0033501_21224187.jpg■製作 東芝EMI/日本フォノグラム/ビクター音楽産業/キングレコード/ポリドール/日本コロンビア ■発売 東芝EMIファミリークラブ(1987年) ■仕様 9枚組木製ボックス入り

1968年。夏休みの朝はラジオ体操。昼間は、地方の小都市には大した娯楽など無く、数年前に完成した市民プールへ遊びに行くのが日課になっていた。(なにしろ学校にもプールは無かった時代だ。)
プールのスピーカーからは、流行歌が延々と流れていて、よくかかっていたのは、タイガースの「シーサイドバウンド」とオックスの「ガールフレンド」。たぶん選曲を任されたアルバイトの監視員が、これらを好きだったのだろう。今でもこの2曲を聴くとその当時を想い出してしまう。
市民プールの隣が神社で、回りは林。出店は業務用化学調味料をふんだんに使った焼きソバ屋とかき氷屋が一軒ずつ。

c0033501_21141598.jpg当時といえば、グループサウンズが流行っていて、高校生のお兄さんたちがグループサウンズのコピーを、高校の運動部の空き部屋で汗だくになってやっていた。それをカッコイイなぁ....と羨ましそうに見ていた。

鼓笛隊で小太鼓をやっていた上にグループサウンズに夢中になったことで、ドラムが叩きたくなったが、親はそんなことに無理解。エレキバンドと長髪は、不良の代名詞だったのだから仕方がなかった。

市民プールから帰宅した4時頃からは、扇風機もない屋根裏の子供部屋に行き、汗だくで夏休みの宿題をやる。こんなこと誰もやらんだろう、と思うと、それがとても快感だった。

テレビは家に一台。当然家族で見るものであり、グループサウンズの番組を見るのは禁止だったので、ラジオでひとり密かに聴いていた。

市民プールで聴いたタイガースの「シーサイド・バウンド」は、実は前年のヒット曲であって、68年の夏のヒット曲はなかなか思い出せない。
当時はわかるはずもなかったが、正確には1967年がグループサウンズ人気のピークで、68年は“終わりの始まり”だったようだ。事実、秋頃からブームは急速に終息していった。

地方の小都市に生まれ育った小学生には、その当時ベトナムで戦争が行われていたことも、アメリカでは新しい“ROCK”という音楽が生まれていたことも意識できずに、ひたすらノホホンと暮らしていたのだった。

あの頃から約30年後、思い切ってボックスセットやカルトGSコレクションを買ったのは、当時不良の音楽と決めつけられ、満足に接することが出来ずに我慢していた反動でもある。
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# by bongokid | 2005-08-09 21:25 | CD

フェスティバル・エクスプレス」のDVDを毎日観ています。
うーん、良くも悪くも時代(1970年)の空気を感じますね。酒とドラッグ漬けのジャムセッションやフリーコンサートを要求する一部の観客などなど。

ライヴ演奏の間に挿入されるエピソードも当時の状況がわかって興味深いし、列車の中のジャムセッションもそれなりに面白いが、やっぱりなんといっても醍醐味は、本業であるそれぞれのアーティストのライヴパフォーマンスです。繰り返し見ても飽きが来ない。列車の中では相当無茶をしていて、けして体調がよいとはいえないミュージシャンもいたはずだが、さすがプロフェッショナルであります。

公開された映画には収録されていなかったボーナスディスクも、パフォーマンス約50分を含む充実の91分収録!
主催者の人、相当のやり手だったようで、情熱も度胸も半端ではなかったようだ。

ジャニス・ジョプリン、グレイトフル・デッド、ザ・バンドは貫禄のステージ。出演者の中でいちばん下っ端だったマッシュ・マッカーンとクレイジーなソロプレイのバディ・ガイの演奏が個人的には収穫だった。それとリック・ダンコ(ザ・バンド)のベースラインのかっこよさを再認識!

(余談)
字幕でわかったのだが、マッシュ・マッカーンの「霧の中の二人」って日本語タイトルとまったく関係ない歌詞だった。
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# by bongokid | 2005-08-06 22:47 | DVD

この曲は、浜田省吾がソロデビュー前に在籍していたバンド“愛奴”の代表曲。あとになって浜田自身がソロ(浜田省吾 & The FUZE名義)で再録音している。

CDマキシシングル

曲調はビーチボーイズの「サーファーガール」やビートルズの「ジス・ボーイ」を下敷きにしていると思われる。コード進行はCmaj7 Am7 Dm7 G7の循環。 リズムはスローな6/8拍子。

淡白な愛奴バージョンを聴くと、夏に起こった恋を回想するロマンチッックでセンチメンタルな描写が心地よい。日本の歌謡曲ではザ・ワイルドワンズの「想い出の渚」あたりに近い世界。

比較的淡白な愛奴バージョンも悪くないが、再録音された浜田のソロバージョンはよりエモーショナルで桁違いに深い味わいがある。それは、、、苦みを伴ったネガティヴで冷静な浜田の想いが垣間見られるからだ。

浜田は別の曲で、若い頃の恋愛を“砂の城”に例えているが、彼の音楽世界の特徴のひとつでもあり、この「二人の夏」にも共通したものが感じ取れる。

つまり、一見甘味な世界を示しながらも、
「こんなことがあったらいいんだけど、現実にはそう簡単には起こらないものだ。たとえ似たようなことがあったとしても、それは都合良く解釈しているだけだ。あくまでも絵空事だよ。今となってみれば、とてもみすぼらしく、儚く、もろいものに映る。だからこそ、それだからこそ、、、ひとつの音楽世界として、この人工的なリアリズムを究めたい…」

そんな、極めて冷静で、かつ熱い想いが隠されているように思える。諦観を通過した上での深い叙情性-そんなかんじだ。思い起こせば、それはブライアン・ウイルソン(ビーチボーイズ)やフィル・スペクターの世界観でもあり、その影響下にあった浜田が自分なりに消化した結果でもあると思う。

曲の最後、“夢のかけら”という歌詞が何度も何度も繰り返される。
そう、「こんな脆弱で儚い恋は、まさしく“夢のかけら”でしかないんだよ。だからこそ“永遠”なんだよ」-と。

まさに、“夢のかけら”という表現こそ、この作品のキーワード。
自分の中では、浜田の再録バージョンのタイトルは“二人の夏”ではなく、“夢のかけら”なのだ。
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# by bongokid | 2005-08-01 00:06 | CD

c0033501_038553.jpg食欲が減退し、素麺や冷し中華をチュルチュル食べることが多くなるこの季節だが、汗かきながら熱いものを食うのも意外と爽快なものだ。

個人的に音楽に置き換えれば、前者がウェス・モンゴメリーの「Impressions: The Verve Jazz Sides」。
エアコンが利いた部屋で、寝っころがって聴く。涼しげでスムースなギターワークだ。
で、後者はといえば、ディープ・パープル第4期の「On the wings of a Russian fox bat」。エアコンを切ってうちわ片手に聴いた後、シャワーを浴びる。



c0033501_0391666.jpg“腐りかけの果実が一番ウマイ”なんてことがあるが、世間で評判がよろしくない第4期ディープ・パープルのライヴが好きだ。その第4期では「On the wings of a Russian fox bat」という1976年のカリフォルニアでのライヴ作品がある。

これは95年にオフィシャルで発売されたが、元々は有名なブートレグとして80年代に出回っていた。当時、すぐ通販で手に入れて愛聴していたものだ。

ディープ・パープルが一般的に評価されているのは、当然第二期であり、ライヴ盤なら有名な「ライヴ・イン・ジャパン」がある。そりゃあ素晴らしいものだ。異論を挟む余地はない。しかし個人的な愛着ということなら、腐れかけの第4期のライヴのほうだ。

カヴァーデルは投げやりで音程は悪いし、グレン・ヒューズは出しゃばり過ぎ、そして問題の人トミー・ボーリンとジョン・ロードはやっつけ仕事?(イアン・ペイスは問題ないが)

方向性もない崩壊寸前の姿だけれど、そんな状況でかろうじて踏ん張っている演奏、それが好きだ。

このメンバーのライヴでは、酷評された「Last Concert In Japan」もある。
ボーリンは手を怪我していて(※様々な憶測があるようだが)ボロボロだけれど、ベースとドラムのリズム隊がそれを必死で補おうとしていて、そのグルーヴ感は涙ものだ。

余談だが、その場にいた友人の話では、終始、汚い野次が飛んでいたそうである。「帰れ!」「下手くそ!」
しかし、日本語のわからないメンバーには、それが大歓声に聴こえていたらしい。「Thank You!! We love Tokyo~~~~~~~!!」
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# by bongokid | 2005-07-31 00:41 | CD

坂本九の「上を向いて歩こう」が全米で大ヒットした件は以前こちらに書いたが、もしかしたらひょっとしたら、この曲だってきっかけさえあったなら、当時アメリカでも受け入れられたんじゃないか?
それは「いつでも夢を」(作曲:吉田正、作詞:佐伯孝夫)だ。
1962年に橋幸夫と吉永小百合のデュエットで日本国内で大ヒットした歌謡曲。(日本レコード大賞受賞曲)

なぜ、そう思ったか?それはbongokidの勘。それのみです。
ではなぜその勘が働いたか?
たまたまAMラジオから流れてきたものを聴いたから。英語で歌われたハワイアン・ソングとしての「いつでも夢を」で、EMII KATOOという日本人女性歌手とハワイの男性歌手のデュエットだった。

c0033501_2017569.jpg元々あるメロディの良さに加えて、素朴でゆったりとしていて、ほんのりエキゾチックで、「上を向いて歩こう」に通ずるところがあり、欧米人にも気に入られそう。
最近の録音のようだが、もし、1960年代にこのアイデア(ハワイアンテイストの英語版)が発案されていたら、ひょっとしたらアメリカでも受け入れられていたはず!と。

追記:ペギー・マーチのヴァージョンもあった。

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# by bongokid | 2005-07-18 20:27 | Column

「レコード(CD)コレクター道を極めるならば、家族で夕日の沈む土手を散歩する夢は捨てるべき」という格言があるとか無いとか。


R(40代自営業)はいわゆる自他ともに認める音楽(CD、レコード)マニア。
ある日、妻と子供二人をつれてショッピングモールへ出かけた。
買い物目的は異なるので、妻と子供がなにかを物色している間はひとり中古CDのバーゲン売り場へ。まぁ合理的な方法だ。
そして妻と子供の買い物が済んだらそのCD売り場の近くで合流する約束をした。

CDを物色すること小一時間。やがて探し求めていたレア・アイテムを運良く手に入れた。
ベンチに座り、その買ったCDの封を切って中ジャケットを眺めていたら、
髪をポニーテールにしデニムの上下に身を包んだ、いかにも“70年代ロック野郎”のむさ苦しいおにーさんが、
それ、いいっすよね~~~~!いやぁボクも大好きなんですよ~~~!地元でそれを持っている人に会ったのは初めてですよ~~~~嬉しいですねぇ~~~~!!!!
と、本当に嬉しそうに話しかけてきた。
Rも、こんなところで同じ趣味の人間に出会うとは思ってもいなかったし、話しかけてくれたことが嬉しくて意気投合。
音楽談義で、いやがうえにも盛り上がった。

やがて買い物を済ませた妻と子供がもどってきた。それなのに一向に二人の会話が終わらない。

妻と子供がけげんな表情で音楽談義が終わるのを待つ。


約15分後、気配をやっと察した二人は音楽談義をやめた。
電話番号を交換したデニム野郎がRの妻に軽く会釈をしたが、当然(?)無視される。


「今の人はあなたの友だちなの?」

「い、いや、今初めて会った」

「・・・・」


友人夫婦の幸せを祈るばかりである。
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# by bongokid | 2005-07-17 01:12 | Column

僕たちの洋楽ヒットという年代別のオムニバスがある。
また、最近は古いポップス・アーティストのベスト盤CDも容易に手に入るようになった。
なんと!オリジナルキャストのベストも出るそうだ。
ボビー・シャーマン、マジックランタン、ハミルトン・ジョーフランク&レイノルズ、グラスルーツ、スティーブ・ミラーバンド(自伝によるとM・デイヴィスは大嫌いだそうだ苦笑)、ショッキング・ブルーなども今一度聴いてみたい気がするが、あの頃小さなAMラジオで深夜に聴こえていた空気感をそのままにしておきたい気もする。
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# by bongokid | 2005-07-11 23:14 | Column

こちらの続きで、あえて音楽部分での短い感想。

c0033501_23591319.jpgまずはブレイク前の若かりしビリー・ジョエルの「若死にするのは善人だけ」。気合入っているな。バックもいい。ドラムの人はブラシを使っているのにとてもパワフルな音。

レイ・チャールズの「ホワット・アイ・セイ」はかなりテンポアップしたものだが、ニューオーリンズの匂いもするノリノリのパフォーマンス。

カーリー・サイモンの「うつろな愛」は素人っぽくて初々しい。上がり症だったとか。演奏はほぼオリジナルに忠実。間奏ギターソロも忠実に弾かれている。ただし、ポール・バックマスターの弦アレンジは再現されていない。代用シンセ・ストリングスがかなりチープ。(そういう時代だし、、、)

グレイトフル・デッドの「ケーシー・ジョーンズ」は彼ららしくゆるゆるでいい味だ。

サイモン&ガーファンクルの「ボクサー」はサイモンのアコギのみのバックで、とてもこなれていて、ニュアンス豊かなハーモニーを聴かせる。この曲って始めから終わりまでハーモニーなのだった。

病み上がりジョー・コッカー&その物まねをするジョン・ベルーシによる「フィーリング・オールライト」は最高♪ベルーシはコッカーを大好きがゆえにパロディにしている。コッカーさんは迷惑がっているが、ベルーシ流の愛情表現か?やんちゃだね(笑)。バックはあの“スタッフ”。

エルビス・コステロは「レディオ・レディオ」。神経質そうに尖がっていたこの頃のコステロが、個人的にはいちばん好き。予定された「レス・ザン・ゼロ」を生放送で急にやめて「レディオ・レディオ」に変更したのも、ひょっとしたら彼の“演出”かもしれない。アトラクションズのバックも切れ味鋭い。

ブルース・ブラザースの「ソウルマン」は、なにも言うことないでしょう。映画「ブルース・ブラザース」そのまんまのパフォーマンスだ。バックのMG’sも最高!しいて言えば、エイクロイドのブルースハープソロが短いな。

パティ・スミスの「グローリア」。実はこのVol.1でいちばんインパクトがあったのがこれ。ゼム/ヴァン・モリスンやドアーズのも好きだが、パティは完全に自分の世界にしている。聴いただけではわからないが、歌詞もだいぶ違うのかな?バックバンドの演奏もハイテンション。ギター×2、ドラム、ピアノのベースレスがユニーク。

ピーター・トッシュwithミック・ジャガーの「ドント・ルックバック」は、まぁまぁ。

最後はザ・バンド(ホーン入り)の「オールド・デキシー・ダウン」。手堅い演奏。あれ?リチャード・マニエルがいないな。
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# by bongokid | 2005-07-10 00:03 | DVD

(以前、別サイトに掲載していたものです)

都会の駅構内のワゴンセールやロードサイドのディスカウントストアに、怪しげなCDが並んでいるのをご存じの方は多いと思う。
たしか、発売から20年(いや25年?)だかを経過した音楽著作権料は、その後の作品と比較してべらぼうに安くなるらしい。そんなことから、アーティストの公式アルバムでない、だからといって不法な著作物でもない、ジャンクなCDが存在しているようだ。

ジャケットデザインは、まったく関係のない写真だったりアーティストの似顔絵の安っぽいイラストだったりしていて、1枚500円から1500円くらいの値段で売られている。
中身は一応偽物ではないが、古いレコードからダビングしたものや、ビデオの音声から作ったものもある。本物志向の人間には耐えられない代物だが、まがい物を遊び心で買うのも楽しいので結構持っている。

その中でも、これから紹介するオムニバスはかなり優れた選曲で、個人的には“お宝”のたぐいだ。例によってレコード落としも含んでいてノイズもちらほらあるが、時代に沿った抜群の選曲はかなり使える。楽しい♪


c0033501_20293394.jpgまず、”演奏すべて本人”というのが笑える。
また、「ロック・オブ・ヒストリー」というタイトルだが、「ヒストリー・オブ・ロック」のほうが正しいと思うが…
定価は2400円となっていたが、県道沿いのディスカウントショップで、1995年頃に一枚980円で売られていた。
なぜか裏ジャケにその年の日本の流行語の紹介あり!ちなみに1968年は、【昭和元禄】【ハレンチ】【サイケ】【とめてくれるなおっかさん】であった。
全曲、解説付き!!しかもかなりかなり詳しい。

1968年から77年まで10枚出ていて、とりあえず最初の5年分を紹介します。


1968
  • ドック・オヴ・ザ・ベイ/オーティス・レディング
  • リリーの面影/ザ・フー
  • ハッシュ/ディープパープル
  • クロスロード/クリーム
  • サマータイム/ジャニス・ジョプリン
  • 紫のけむり/ジミ・ヘンドリックス
  • ホワイトライト・ホワイトヒート/ヴェルベット・アンダーグラウンド
  • ハロー・アイ・ラヴ・ユー/ドアーズ
  • ワイルドで行こう/ステッペンウルフ
  • ザ・ウェイト/ザ・バンド
  • グッドタイムズ・バッドタイムズ/レッド・ツェペリン
  • ヘイ・ジュード/ビートルズ
  • 悪魔を憐れむ歌/ローリグストーンズ
  • ウォーキング・マン/C.C.R
  • ゴーイング・ノーウェア/バーズ
  • キープ・ミー・ハンギングオン/バニラファッジ

1969
  • 21世紀の精神異常者/キング・クリムゾン
  • あなただけを/ジェファーソン・エアプレイン
  • コールドターキー/プラスティック・オノバンド
  • 僕の歌は君の歌/エルトン・ジョン
  • ストーン・ヘイジ/テンイヤーズ・アフター
  • 胸いっぱいの愛を/レッド・ツェペリン
  • イージーライダーのバラード/バーズ
  • バッチ/クリーム
  • ピンボールの魔術師/ザ・フー
  • プレゼンス・オブ・ザ・ロード/ブラインドフェイス
  • スタンド/スライ&ファミリーストーン
  • ミシシッピークィーン/マウンテン
  • ホンキートンク・ウイメン/ローリングストーンズ
  • サムシング/ビートルズ
  • レイ・レディ・レイ/ボブ・ディラン
  • アンクルミート・バリエーション/フランク・ザッパ

1970
  • オールライトナウ/フリー
  • いとしのレイラ/デレク・アンド・ドミノス
  • 長い夜/シカゴ
  • パラノイド/ブラック・サバス
  • ヘルプレス/CSN&Y
  • ドミノ/シド・バレット
  • ブラックマジックウーマン/サンタナ
  • スピードキング/ディープ・パープル
  • ローラ/キンクス
  • 太陽を待ちながら/ドアーズ
  • ジプシー/ユーライア・ヒープ
  • イフ/ピンク・フロイド
  • 移民の歌/レッド・ツェペリン
  • サンキュー/スライ&ファミリーストーン
  • ラッキーマン/エマーソン・レイク&パーマー
  • サマータイム・ブルース/ザ・フー

1971
  • ストーリー・イン・ユア・アイズ/ムーディ・ブルース
  • アクアラング/ジェスロ・タル
  • ビー・マイ・ラバー/アリス・クーパー
  • マギーメイ/ロッド・スチュアート
  • 対自核/ユーライア・ヒープ
  • チェンジズ/デビッド・ボウイ
  • ロングディスタンス・ラン・アラウンド/イエス
  • 吹けよ風、呼べよ嵐/ピンク・フロイド
  • ガット・ザ・フィーリング/ジェフ・ベック
  • ブラック・ドック/レッド・ツェペリン
  • ゲット・イット・オン/T.レックス
  • ジャニスの祈り/ジャニス・ジョップリン
  • ゴッズ・チルドレン/キンクス
  • フリーダム/ジミ・ヘンドリックス
  • ババ・オライリー/ザ・フー
  • ブラウン・シュガー/ローリング・ストーンズ

1972
  • ウォッチャー・オブ・ザ・スカイ/ジェネシス
  • スモーク・オン・ザ・ウォーター/ディープ・パープル
  • サタディ・イン・ザ・パーク/シカゴ
  • スターマン/デビッド・ボウイ
  • メタル・グルー/T.レックス
  • 迷信/スティービー・ワンダー
  • 孤独の旅路/ニール・ヤング
  • テイク・イット・イージー/イーグルス
  • カモン・エヴリボディ/ハンブル・パイ
  • ワイルドサイドを歩け/ルー・リード
  • ホウダウン/エマーソン・レイク&パーマー
  • リッスン・トゥ・ザ・ミュージック/ドゥビー・ブラザース
  • アイ・ソー・ザ・ライト/トッド・ラングレン
  • ロックンロール・ソウル/グランドファンク・レイルロード
  • クロス・ローダー/マウンテン
  • ドナ/10CC

こうやって改めて眺めてみると感慨深いものがある。レコードやラジオで9割方はリアルタイムで聴いていたモノだからだ。また、あえて日本語タイトルで表示するとよけいに味わい深い。まさに“洋楽”! しかし、どんな人が選曲してギャラはいくらだったのか知りたいな。(笑)
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# by bongokid | 2005-07-08 20:34 | CD

c0033501_22121894.jpgアメリカの音楽バラエティ・テレビ番組でかつて一世を風靡した(といっても現在も放映中だそうだが)「サタデーナイトライヴ」。その音楽とコントのオイシイ部分のみの総集編5枚組DVD(日本盤)を思い切って購入した。
よだれが出そうな映像が目白押し。けっこう高い買い物だったけど、じっくり味わってしっかり元を取ろう。
感想は後日、ここに書こうと思う。→Vol.1

実はこのDVDは輸入盤のほうが日本盤に比べて価格が約三分の一。しかし、リージョンコードというのが日本国内向けでない。リージョンコードの設定を変えれば観られるのだが、その設定変更の回数に上限があるそうで、それを越えると変更が出来なくなるらしい。そういうわけで、泣く泣く日本盤を購入したのだった。(一応字幕もあるし…)
しかし、なぜにこれほどの価格差があるのだろうね。
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# by bongokid | 2005-07-07 22:19 | DVD

c0033501_08259.jpg忌野清志郎、小林和生、破廉ケンチの3人による、初期・RCサクセションの3rdアルバム、「シングルマン」を聴いていた。
彼らの、どん底時代の名盤だ。
久しぶりに聴いたが、なににも属さない孤高の世界観だな、と改めて思った。
名曲はたくさんあれど、アクは強い。
大したプロモーションもされずに、案の定1976年の発売後、数ヶ月で廃盤になっていた。

よくこれだけ質の高い作品を作ったものだ。
というか、ある意味、売れてからと違い、開き直ってやりたいことをやっていたのかもしれない。
歌詞、ボーカルのインパクトが強いが、星勝とRCによる編曲も変幻自在で素晴らしい!

「スローバラード」ばかり注目されるけど、「夜の散歩をしないかね」も素敵だし、「レコーディングマン」の無邪気なところもいいし、「うわの空」のやさしさもいいし、「ヒッピーに捧ぐ」にはどうしても涙するね。

孤独感としっかり向き合いたい夜に聴くと、当時中央線沿線に住んでいた、純粋でナイーブな都市生活者のキヨシローに逢える。

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# by bongokid | 2005-07-02 23:10 | CD

ライフログの一枚

歌とアコギとコンガのみ。頭脳警察のファーストは真っ裸のロック。
歪んだギターもラウドなドラムもうねるベースも無いが、紛れも無い純度100%のロック。
おそらく、演奏当事者も無意識だったと思われる奇跡の音。

最初の発売時(1975)、LPは600枚出回っただけで、あとで、とんでもないプレミアアイテムになり、CDで復刻されるまで伝説が26年間一人歩きしていたが、
そんなことにまったく関係なく、日本語のロックを一枚選ぶとしたら、迷わずこれだ。
もっともっとこの作品のよさが理解されれば-と思っている。

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# by bongokid | 2005-07-01 01:14 | CD

NHKアーカイブス の1974年郡山ワンステップフェスのドキュメントを録画で観た。
良くも悪くもNHK。音楽そのもののというより、社会的視点及び風俗としてのドキュメント。

以前の1970年のトゥーマッチ・コンサートと同様に、当時、ロックはまだ社会的に異質なもので、外部の人達がいかに奇異に捉えていたか、またそれによって当事者たちがいかに悪戦苦闘していたか、が垣間見えた。

終わってみれば、虚しいロックフェス…。借金とゴミの山が残った。
ただ、それを批判するつもりは毛頭ない。発起人の情熱はこの上なく純粋なものだから。

けして後味のよい番組ではないけれど、当時、平々凡々に暮らしていた身としては、話題としては認識していたが、実際にはこんなことがあったんだ!と再認識させられたロック黎明期の貴重な映像であった。

未見だが、最近DVDも発売されたそうで、もう少し音楽的に捉えられているようだ。


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# by bongokid | 2005-06-27 23:59 | Column

雨の曲ってたくさんあるが、気ままに思い浮かぶものを上げてみる。

テンプターズの「雨よふらないで」
森高千里の「雨」
CCRの「フール・ストップ・ザ・レイン」
モップスの「雨」
三善英史の「雨」
ユーミンの「雨のステーション」

ウッドストックの聴衆の叫び…No Rain,No Rain,No Rain...
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# by bongokid | 2005-06-26 20:32 | Column