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c0033501_2305935.jpgファンク+ダブ+パンク+フリージャズ+民俗音楽とでも言ったらよいか?
音楽になにを求めるかは人それぞれだけど、気分をストイックに覚醒させたくなる時がある。
そういう意味ではTHE POP GROUPは最良の音だ。

実は、硬質でビートの効いた反復の上でノイジーな不協音を展開する~こういうことをやりたいなと無謀にも考えたことがあった。考えただけだけど。。。
コントーションズも聴いていたけど、ポップグループのほうに知性を感じてもいた。

今、THE POP GROUPのオリジナルCDは『』以外廃盤。これから再発があるようだ。
幸いにも全種手元にあるが、ラフトレード移籍後の2ndシングル「WE ARE ALL PROSTITUTES」を聴きたくて数年前にこの編集盤を購入した。
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by bongokid | 2005-10-30 23:03 | CD

THE OLD GREY WHISTLE TEST(1)
THE OLD GREY WHISTLE TEST(2)
THE OLD GREY WHISTLE TEST(3)

詳細は上記リンクページを参照ください。イギリスBBC2で1971~1987年の間に放送された伝説的音楽番組のDVDで、たまたま知らなかったロックファンは、そのメンツにぶったまげるはず。

すべてアマゾンで注文し、まだ観ていないが(1)だけがきのう届いた。(2)(3)は発売延期とのこと。
海外版のほうが500円程度安いようだが、多彩な顔ぶれのスタジオライブに加えて、インタビューも多いとかで、字幕のついた日本向けのほうがよいでしょう。
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by bongokid | 2005-10-20 22:25 | DVD

先日、知り合いの主婦から頼まれた。
「中学生の息子が“受験勉強の友に洋楽のロックを聴きたい”と、突然言い出した。私はロックに詳しくないので、若いころに聴いておいたほうが良いと思われるものをCDに入れてもらえないだろうか?」

ん~、これは難問だ。
まず、息子さんがどんなイメージで“洋楽のロック”という単語を発したか見当がつかない。それに、文部省選定図書じゃあるまいし、“若いころに聴いておいたほうが良いロック”と言われても困惑する。ましてや、大人が価値観を押しつけるものでもない。
というわけで、「それは無理だわ。自分の感性を頼りに好奇心全開で自力で探すべき。
まずは、身近なところで、ロック好きの同年代の友だちを見つけること。」と返答した。加えて、「情報はネットにも腐るほどある。」と、ヤフーに登録されている「ロック入門」関連のページを紹介した。
こんな返答でよかったかどうかはわからないが、自らの経験を思い起こせば、70年代初頭の情報源は、「ラジオ」「音楽雑誌」「好き者の友人」の三つだった。
今は情報があり過ぎて、かえってわけがわからなくなるかもしれない。しかし、結局は回り道しようが、最終的には自らの好奇心と感性で対応するほかにないと思う。

c0033501_225228.jpg前置きが長くなったが、まぁ、そう深く考えずに、ロック初心者用の一曲を無謀にも今、選ぶとしたら、グランド・ファンク・レイルロード(G.F.R.)の「1971ライブ」の一曲目「ARE YOU READY」を上げたい。ツェッペリンやパープルやジミヘンのように神格化はされないが、彼らの絶頂期のこの音源はまぎれもなくハードロックの原典だ。

1971ライブ」には、7月9日、55,000人の観客を集めたニューヨーク・シェア・スタジアムのものが4曲(ギミー・シェルター他)含まれている。ちなみにオープニング・アクトはハンブル・パイだったそうだ。
デトロイトでのテイクでは、この時点で公式リリース前の「フット・ストンピン・ミュージック」も聴ける。

シェア・スタジアムの8日後には来日して、雷雨の中、東京・後楽園球場で公演が行なわれた。その貴重な写真はこちら
充実した内容のライナー・ノーツによれば、マネージャー兼プロデューサーのテリー・ナイトの指示で、シェア・スタジアムのライブがドキュメンタリー映像として記録されているらしい。ぜひとも生きている間に観たいものだ!
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by bongokid | 2005-10-19 22:07 | CD

c0033501_21445088.jpgかなり前だが、“ミスター・ビーン”でおなじみの英国人喜劇俳優、ローワン・アトキンソンの記事が読売新聞にあった。タイトルは【愛する、ゆえに、からかう】。

《人生の根本には非合理がある。愛、美、音楽、みんな非合理であり、非合理的だからこそ存在価値があり、こっけいでもある。だから、敬意を込めてからかうことができる》 と彼はいう。
英国特有の屈折した精神のようでもあるが、これは、ある意味もっともな事だと思う。

(とくに日本人の傾向として)時に、パロディを悪意や軽蔑と短絡的に捉えられることが多いように思う。
また、言うほうも聞くほうも、批評と批判を混同しがちなことがある。元の言質にもよるが、好きだからこそ、敬うからこそ批評することだってある。

愛するがゆえにからかう-という手法は、もっと世間に認められるべきだ。そして、そういう文化が当たり前にあれば、個人崇拝の絶対的政治支配や狂信的な宗教に洗脳されることも少しは減るように思うのだが。
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by bongokid | 2005-10-10 21:46 | Column

ビートルズの「エド・サリバンショー完全版」DVDには、テレビ番組自体がまるごと収録されていて、鎮痛薬、インスタント紅茶、じゅーたん、パンケーキの素、シェービングクリームなどのCMもそのまま入っている。

鎮痛薬アナシンのCMでは、「数分後に痛みを取り去り、ストレスを解消し気分を和らげる医師も推薦!」などと言っている(笑)。内服薬は基本的に吸収されるまで30分はかかるし、直接的に気分を和らげる作用は無い。また、市販薬を使われたら病院に行かなくなるので医師が推薦するわけがないのだが…。現在とは異なり、誇大広告?の規制がゆるやかだったのかな。



それと、パンケーキの素が普及していたようだが、当時からアメリカ人の中流家庭では当たり前にオーブンがあったのだなぁ。気軽にパーティを開いて自家製パンケーキを振る舞うらしく、バターの香りが漂っていたのだろうな。
インスタント紅茶はリプトンなのだが、ティーバッグ以外にも顆粒状で溶けるタイプもあったようで、驚く。
全体的には比較広告が当たり前で、「従来品に比べて~~が良くなった」という言い方を多用している。アナシンなどは堂々と他社のバファリンと比較している。

DVDのメインメニューではないが、なかなか興味深かった。
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by bongokid | 2005-10-09 21:55 | Column

c0033501_8525454.jpg1989年から1997年までのリンゴ・スター&ヒズ・オールスター・バンドのライヴツアー用プロジェクトの中からベストテイクを集めたもので、最近廉価で発売されたものを購入した。
笑っちゃうくらいに驚かされる組み合わせが、入れ代わり立ち代わり次から次へと出てくる。にやにやしながら和む和む♪仕事の疲れが一気に吹っ飛ぶ楽しさだ。
しかし、まぁ、よくこれだけのメンバーを集めたものだ。メンバー集めは、リンゴの人徳とプロモーターの手腕だろう。

ん~~この手法はなにかと似ていないか?
ロックンロール・ホール・オブ・フェイムのスーパー・セッション?
バングラデッシュ・コンサート?
ローリング・サンダー・レビュー?
吉田拓郎とキンキ・キッズのテレビ番組「LOVELOVE愛してる」?

いやぁ、違うなぁ。。。そう、あれだあれだ!
グループサウンズ・ナツメロ同窓会ライヴ!
あれがいちばん似ている。というのは冗談だが…、
はっきり言って60年代から70年代前半の“懐かしのロック大会”である。

誰もが皆、一世を風靡した人たちで、リンゴの息子ザック・スターキーを除いて、立ち位置をしっかりわきまえた大ベテランのプロフェッショナル・パフォーマンス。演奏は手堅く、手抜きは一切見かけられない。当たり前のことかもしれないが、さすがである。
さて、何度も何度も観る気になるかどうか、その分岐点は、パフォーマーに現役感覚があるかどうかが目安のような気がする。

DVDが安くなったのは嬉しいが、各曲毎のメンバークレジットが一切無いのはとても不親切だ。というわけで、ネット情報を頼りに自分で作ってみた。(下記参照)

■1989, The Greek Theatre, LA, CA

ハニー・ドント - Ringo Starr
アイコ・アイコ - Dr. John
ザ・ウェイト - Levon Helm(The Band)
想い出のフォトグラフ - Ringo Starr

ジョー・ウォルシュ(g)、ニルス・ロフグレン(g)、ドクター・ジョン(Key)、リック・ダンコ(B)、レヴォン・ヘルム(Dr)、ジム・ケルトナー(Dr)、ビリー・プレストン(Key)、クラレンス・クレモンズ(Sax)、リンゴ・スター(Dr)、ガース・ハドソン(Accordion)

89年の第一期メンバーが、やはり実力的にもいちばん贅沢だし、ロフグレン、ケルトナー、プレストンなどの職人技バッキングは文句のつけ様がない。
「アイコ・アイコ」もノリノリで、ドクター・ジョンの圧倒的な存在感と、それぞれのソロ回しが楽しい。
ザ・バンドの3人を含めたこのメンバーによる「ザ・ウェイト」はグレイト!

■1992, Montreux Jazz Festival

Don't Go Where The Road Don't Go - Ringo Starr
ロッキー・マウンテン・ウェイ - Joe Walsh
The No-No Song - Ringo Starr(1992, Empire Theatre, Liverpool)
Bang The Drum All Day - Todd Rundgren
ユア・シックスティーン - Ringo Starr
イエロー・サブマリン - Rinog Sarr

ジョー・ウォルシュ(g)、トッド・ラングレン(g,Perc)、デイブ・エドモンズ(g)、ティモシー・B・シュミット(b)、ニルス・ロフグレン(g)、バートン・カミングス(key)、ティム・キャペロ(Sax)、リンゴ・スター(Dr)、ザック・スターキー(Dr)

ジョー・ウォルッシュのスライド・ギターが圧巻。トッド・ラングレンのハジケ具合も圧巻。歌える人たちがほとんどだから、リンゴの「ユア・シックスティーン」などでのバックコーラスもとても気持ちよい。

■1995, Japan

I Wanna Be Your Man - Ringo Starr
Groovin' - Felix Cavaliere(The Young Rascals)
You Ain't Seen Nothin' Yet - Randy Bachman(The Guess Who, B.T.O.)
Boys - Ringo Starr

ジョン・エントウィッスル(b)、ランディ・バックマン(g)、マーク・ファーナー(g)、フェリックス・キャバリエ(key)、ビリー・プレストン(key)、マーク・リビエラ(Saxphone)、リンゴ・スター(Dr)、ザック・スターキー(Dr)

ヤング・ラスカルズの名曲やバックマン・ターナー・オーバー・ドライブの大ヒット曲をオリジナル・ボーカルが歌い、グランドファンクのマーク・ファーナーやフーのジョン・エントウィッスルがバッキングという、ある意味信じられない組み合わせ。

■1997, Pine Knob, MI

明日への願い - Ringo Starr
Sunshine Of Your Love - Jack Bruce
ノルウェーの森 - Peter Frampton
青い影 - Gary Brooker(Procol Harum)
オール・ライト・ナウ - Simon Kirke(Free,Bad Company)
アクト・ナチュラリー - Ringo Starr
With A Little Help From My Friends - Ringo Starr

ピーター・フランプトン(g)、ゲイリー・ブロッカー(Key)、ジャック・ブルース(b)、サイモン・カーク(Dr)、マーク・リビエラ(Saxophone)、リンゴ・スター(Dr)

ピーター・フランプトンはすっかり禿げ上がっていて別人のよう。「サンシャイン・オヴ・ユア・ラヴ」ではギター・ソロを弾きまくり。
フリーの「オール・ライト・ナウ」はドラムのサイモン・カークが歌っている。
カントリー風味のリンゴの「アクト・ナチュラリー」でジャック・ブルースがベースを弾いてサイモン・カークがドラムをプレイしているなんて、う~ん、みなさん器用だなぁ。(笑)
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by bongokid | 2005-10-06 23:22 | DVD

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1988年は、後楽園球場が閉鎖され、それに替わって東京ドームが完成された年だ。そのこけら落としのイベントで、ミック・ジャガーの初来日公演が行なわれた。

ストーンズのレパートリーが大半を占め、キースを激怒させたらしいが、ミックとしてはソロとして独立したわけでもなく、イレギュラーな束の間の極東ツアーだったかもしれない。

喉の調子はいま一つで、ハイトーン部分はバックボーカルに任せていた。
ドラムは手数(と足数)が多いサイモン・フィリップスで、ストーンズのレパートリーではやや違和感があったが、全体のアンサンブルはほぼ従来のまま演奏された。
しかし、そんなことは枝葉に過ぎず、このミックの初来日公演は、ローリングストーンズ1973年の突然の公演中止(過去の大麻不法所持を理由に外務省が入国拒否)で悔しがったオールド世代から当時の若い世代まで、ストーンズのライブに飢えていた日本中の多くのファンを興奮させた。おそらく、理屈抜きで直感的に興奮したのだ!

会場にいた多くのファンは、「スタート・ミー・アップ」や「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」や「サティスファクション」や「タンブリン・ダイス」などのイントロを聴いただけで狂喜乱舞した。そして、泣いていた。そういう自分もやっぱり泣いていた。ロックンロールのリフで泣くとは思ってもみなかった。

あくまでも私見だが、その独特の思いを経験したおかげで、2年後にローリングストーンズが初来日した時は、思いの外、冷静だったように思う。
つまり、煎じ詰めれば、「表層的な部分でのローリングストーンズとはミック・ジャガーである」という、ある意味ごく当然の認識を再確認させられたのである。と同時に、ミックのソロでなく、もしも先にストーンズが日本に来ていたら、、、まったく異なる思いを抱いたようにも思う。

以下、東京ドーム曲目
1. ホンキー・トンク・ウィメン
2. Throwaway
3. ビッチ
4. 夜をぶっとばせ
5. ビースト・オヴ・バーデン
6. ダイスをころがせ
7. ミス・ユー
8. ルビー・チューズデイ
9. ジャスト・アナザー・ナイト
10. War Baby
11. ハーレム・シャフル
12. SAY You Will
13. Party Doll
14. 無情の世界
15. Radio Control
16. ギミー・シェルター
17. スタート・ミー・アップ
18. ブラウン・シュガー
19. イッツ・オンリー・ロックンロール
20. ジャンピン・ジャック・フラッシュ
21. 悪魔を憐れむ歌(アンコール)
22. サティスファクション(アンコール)


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by bongokid | 2005-10-05 00:41 | Column

部屋の棚の奥の奥にカセットテープがたくさん眠っている。
ほとんどが、バンドをやっていた時の録音や友人のレコードをダビングしたものなのだが、その中に混じって、今では珍しいオフィシャルなカセットも出てきた。
CD1枚が3500円程度だった頃(=まだLPレコードがかろうじて主流だった頃)に、タワーレコードには輸入盤のカセットテープもまだ売られていて、元来、音源さえ確保出来れば形にあまりこだわらない性分なもので、1000円程度だったこともあり、購入した記憶がある。
その頃は、欧米でもっとも需要がある形体は、意外にもカセットテープだった、という話を聞いたことがある。その流れでタワーでも売られていたのかも。
周囲の友人たちは、「いまどき、わざわざカセットなんか買うやつなんていないぞ!」と笑っていた。
(あれ?なぜか、浜田省吾と松田聖子もあるぞ。)

c0033501_1265783.jpg携帯画像でわかりにくいが、並んでいるのは、
SLOW DOWN(浜田省吾)
スコール(松田聖子)
シアーハートアタック(クィーン)
クローサートゥホーム(グランドファンクレイルロード)
チャイムス・オヴ・フリーダム(ブルース・スプリングスティーン)
ザ・バーズ グレイテストヒッツ
FREE JAZZ(オーネット・コールマン)
c0033501_1272016.jpgザ・ベスト・オヴ ゲイリー・US・ボンズ
ウィッシュボーン・アッシュのファースト
ロール・ウィズ・イット(スティーヴ・ウィンウッド)
MILES AND COLTRANE
KIND OF BLUE(マイルス・ディヴィス)
IMPRESSIONS(ジョン・コルトレーン)

いやぁ、ムチャクチャです。。。
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by bongokid | 2005-10-02 00:24 | Column