<   2005年 08月 ( 8 )   > この月の画像一覧


daisuke_Tokyocityさんの記事にトラックバック

オリジナルメンバーによる1971年のカーネギーホール・ライヴが絶対的に信頼のおけるレーベル、ライノから未発表ボーナスCD1枚増で再発されたそう。
オリジナルLP発売時には、4枚組7800円という、当時かなり高価なもので手が出なかった。結局、後に出た2枚組「ライヴ・イン・ジャパン」を買って妥協したままでいたのだった。

シカゴのデビュー時の正式名はシカゴ・トランジット・オーソリティで、政治色の濃い作品も多く、Jazz的要素はあれど、今では考えられないくらいロックスピリットに溢れていた。
1972年初来日当時、ロック雑誌のレポートで、評論家連中が一様に「この前に来たB.S.T.に比べて、よりストレートでロックを感じたね」というようなことを言っていたのが印象に残っている。
c0033501_22414477.jpg
たまたまだが、前回で紹介した1969年のテキサス・インターナショナル・ポップ・フェスティバルにおけるライヴのブートレッグCDを10年前くらいに購入して持っている。69年ということは、まだデビュー間もない頃で、デビューアルバムのプロモートの意味合いが強い。比較的良好なステレオ音質で6曲収録。(インターバルやMC入り)
作品自体の質に関しては「カーネギーホール」のほうが良いのは言うまでも無いです。

1.Introduction
2.Does Anybody Really Know What Time It Is? (Free Form Intro)
3.South California Purples
4.Beginnings
5.25 or 6 to 4
6.I'm A Man


[PR]
by bongokid | 2005-08-27 22:47 | CD

c0033501_034646.jpg
これはテキサスで1969年8月30,31日、9月1日に行われたフェスで、出演者もメチャ豪華!
音源の一部は以前にアーティスト別にブートCDが出回っていて、ラッキーにもレッド・ツェッペリンとシカゴとスライ&ファミリーストーンのを持っている。正式な完全版、出ないかなぁ?
若々しいツェッペリンとサム&デイブとサンタナが続けて観られたなんて・・・参るなぁ。
画像ではわかりにくいけど、目を凝らしてパンフレットの出演者をご覧あれ!
(クレジット以外に、グランド・ファンク・レイルロードも出演したらしい。)



ウッドストックやアトランタなどは知られているが、1969年、1970年頃には、他にもアメリカで野外ロックフェスが頻繁に行われていたようだ。

また、シンシナチで行われたロックフェスのダイジェストの画質の悪い映像(ブート)もあって、それはテレビ放映のコピーだったことからして、映像や音源がまだあるんじゃないかと密かに期待しているのだが。
[PR]
by bongokid | 2005-08-19 01:06 | Column

約2年前の2003年6月。 LED ZEPPELINのすべて未発表!のライヴ2枚組DVDが発売された。(ボーナス映像には既発表部分あり)

痛みの激しい眠っていたフイルムを、あらゆるデジタル技術を酷使して蘇らせた映像は、まさに驚異!衝撃!の極みだった。
これは目を皿にしてしっかり観たいゾ♪ということで、まず先走ってソフトを購入。
DVDプレーヤーはまだ持っておらず、一応PCで観られるのでプレーヤー購入は躊躇したのだが、数ヶ月後、結局ステレオコンポ+デカイ画面でどうしても観たくなり、ようやくプレーヤーを購入した。(時すでにDVDレコーダーが主流になっていて、なんとソフトよりハードのほうが安かった♪)

1984年、βハイファイヴィデオプレーヤーを購入し、今まで観たことの無い“動くロック映像”を夢心地で観まくった。『LED ZEPPELIN DVD』の衝撃は、それに匹敵…いやその時以上に、新鮮な興奮を覚えた。
とくに1970年・ロイヤルアルバートホールでのパフォーマンスはとんでもない。



当時のオーディエンスも演奏にまさに釘付け状態。新しい価値観に出会う瞬間の連続で、むしろ“のる”余裕など無いのが雰囲気でわかる。
誤解されるのを承知で言い切ってしまえば、当時のLED ZEPPELINの前ではアメリカのロックのほとんどが腑抜けに見えてくる。
ブルースを消化した圧倒的な楽曲の構成力、緊張感を伴った演奏の表現能力は他に類を見ないし、あえてロールしないまさに“ロック”のダイナミズムに溢れている。c0033501_23242536.jpg

ドラム・ソロというものは概して退屈なものだが、「モビー・ディック」のそれは例外で、何度観ても鳥肌が立つ。(「狂熱のライブ」よりこちらのほうが凄いと思う。)ドラマーのジョン・ボーナムは1970年の時点で21歳とは驚く。彼は音楽史上もっとも偉大な打楽器奏者のひとりだろう。
[PR]
by bongokid | 2005-08-17 23:27 | DVD

1973年にワーナー(アトランティックを含む)が採算度外視?で、二枚組980円の「ホットメニュー」というロックのプロモーションLPを作ったが、このSONYの米盤ライヴ・オムニバスも凄い。
c0033501_16391715.jpg70年代~のロックアーティストのライヴ音源を1曲ずつ紹介する形で40曲収録された3枚組CDで、実買価格1200~2000円! 収録アーティストは、
サンタナ、テッド・ニュージェント、オールマンブラザース、ロギンス&メッシーナ、ジャニス・ジョップリン、ザ・バーズ、アージェント、ジェフ・ベック、ジューダス・プリースト、カンサス、リビングカラー、ラヴァーボーイ、スティーヴ・レイボーン、メン・アット・ワーク、エディ・マネー、モット・ザ・フープル、エドガー・ウィンター、マウンテン、レッド・スピード・ワゴン、ジョー・サトリアーニ、フランク・マリノ&マホガニーラッシュ、タワー・オブ・パワー、ウエスト・ブルース&レイング、リック・デリンジャー、アリス・クーパー、ドゥービー・ブラザース、モリー・ハケット、ハート、サウスサイド・ジョニー、ジョニー・ウインター、タジ・マハール、ボズ・スキャッグスwith MG's、マイク・ブルームフィールド&アル・クーパー、ケニー・ロギンス、チャーリー・ダニエルス・バンド、ポコ、エルビン・ビショップ、ブッカーT &MG’s、ダン・フォーゲルバーグ

CDを買うほどではなかったりCDまるごとはキツイなと思いながらも、ちょっと気になっていて“つまみ聴きしてみたい”-そんな欲求を十分に満たしてくれる。手持ちのものとの多少のダブりは仕方がないですね。
[PR]
by bongokid | 2005-08-13 16:39 | CD

カルロス・サンタナが選曲者の立場で企画し93年に発表された特異なCDで、CDタイトルは「LIVE FOREVER Sacred Sources1」(Polydor POCP-1395)。
c0033501_2203167.jpg

  1. 恋のメッセージ/ジミ・ヘンドリックス
  2. ファイアー/ジミ・ヘンドリックス
  3. 今日を生きられない/ジミ・ヘンドリックス
  4. ジョイ/マーヴィン・ゲイ
  5. ホワッツ・ゴーイング・オン/マーヴィン・ゲイ
  6. ナチュラル・ミスティック/ボブ・マーリー
  7. エクソダス/ボブ・マーリー
  8. リヴィエラ・パラダイス/スティーヴィー・レイ・ボーン
  9. オグンジ/ジョン・コルトレーン

詳細な録音期日のデーターは無く、厳密には疑問の残る点もあるようだが、どの演奏もほぼ亡くなる直前のパフォーマンスだそう。偉大なミュージシャンたちの供養の意味で、たまに聴いているが、そこにどんな意味を持たせるか、または持たせないかは人それぞれと思う。

エキサイティングなジミ・ヘン、ソウルフルにシャウトするマーヴィン・ゲイ、意外に叙情的なレイ・ボーン。彼らは事故死であり、当然パフォーマンスへの直接の影響は感じられない。
体調自体がパフォーマンスに影響していると思われるのがマーリーとコルトレーン。息切れを考慮したのか「エクソダス」のハイスピードなテンポには驚くし、おそらく椅子に座ったまま演奏していると思われるフリーフォームな「オグンジ」には言葉が無い。

みんな偉大だ。改めて合掌。

(ジミ・ヘンドリックスの3曲はBerkeley Community Theatre, May 30, 1970だそうです)
[PR]
by bongokid | 2005-08-11 22:03 | CD

c0033501_21111224.jpg
c0033501_21123140.jpg

c0033501_21224187.jpg■製作 東芝EMI/日本フォノグラム/ビクター音楽産業/キングレコード/ポリドール/日本コロンビア ■発売 東芝EMIファミリークラブ(1987年) ■仕様 9枚組木製ボックス入り

1968年。夏休みの朝はラジオ体操。昼間は、地方の小都市には大した娯楽など無く、数年前に完成した市民プールへ遊びに行くのが日課になっていた。(なにしろ学校にもプールは無かった時代だ。)
プールのスピーカーからは、流行歌が延々と流れていて、よくかかっていたのは、タイガースの「シーサイドバウンド」とオックスの「ガールフレンド」。たぶん選曲を任されたアルバイトの監視員が、これらを好きだったのだろう。今でもこの2曲を聴くとその当時を想い出してしまう。
市民プールの隣が神社で、回りは林。出店は業務用化学調味料をふんだんに使った焼きソバ屋とかき氷屋が一軒ずつ。

c0033501_21141598.jpg当時といえば、グループサウンズが流行っていて、高校生のお兄さんたちがグループサウンズのコピーを、高校の運動部の空き部屋で汗だくになってやっていた。それをカッコイイなぁ....と羨ましそうに見ていた。

鼓笛隊で小太鼓をやっていた上にグループサウンズに夢中になったことで、ドラムが叩きたくなったが、親はそんなことに無理解。エレキバンドと長髪は、不良の代名詞だったのだから仕方がなかった。

市民プールから帰宅した4時頃からは、扇風機もない屋根裏の子供部屋に行き、汗だくで夏休みの宿題をやる。こんなこと誰もやらんだろう、と思うと、それがとても快感だった。

テレビは家に一台。当然家族で見るものであり、グループサウンズの番組を見るのは禁止だったので、ラジオでひとり密かに聴いていた。

市民プールで聴いたタイガースの「シーサイド・バウンド」は、実は前年のヒット曲であって、68年の夏のヒット曲はなかなか思い出せない。
当時はわかるはずもなかったが、正確には1967年がグループサウンズ人気のピークで、68年は“終わりの始まり”だったようだ。事実、秋頃からブームは急速に終息していった。

地方の小都市に生まれ育った小学生には、その当時ベトナムで戦争が行われていたことも、アメリカでは新しい“ROCK”という音楽が生まれていたことも意識できずに、ひたすらノホホンと暮らしていたのだった。

あの頃から約30年後、思い切ってボックスセットやカルトGSコレクションを買ったのは、当時不良の音楽と決めつけられ、満足に接することが出来ずに我慢していた反動でもある。
[PR]
by bongokid | 2005-08-09 21:25 | CD

フェスティバル・エクスプレス」のDVDを毎日観ています。
うーん、良くも悪くも時代(1970年)の空気を感じますね。酒とドラッグ漬けのジャムセッションやフリーコンサートを要求する一部の観客などなど。

ライヴ演奏の間に挿入されるエピソードも当時の状況がわかって興味深いし、列車の中のジャムセッションもそれなりに面白いが、やっぱりなんといっても醍醐味は、本業であるそれぞれのアーティストのライヴパフォーマンスです。繰り返し見ても飽きが来ない。列車の中では相当無茶をしていて、けして体調がよいとはいえないミュージシャンもいたはずだが、さすがプロフェッショナルであります。

公開された映画には収録されていなかったボーナスディスクも、パフォーマンス約50分を含む充実の91分収録!
主催者の人、相当のやり手だったようで、情熱も度胸も半端ではなかったようだ。

ジャニス・ジョプリン、グレイトフル・デッド、ザ・バンドは貫禄のステージ。出演者の中でいちばん下っ端だったマッシュ・マッカーンとクレイジーなソロプレイのバディ・ガイの演奏が個人的には収穫だった。それとリック・ダンコ(ザ・バンド)のベースラインのかっこよさを再認識!

(余談)
字幕でわかったのだが、マッシュ・マッカーンの「霧の中の二人」って日本語タイトルとまったく関係ない歌詞だった。
[PR]
by bongokid | 2005-08-06 22:47 | DVD

この曲は、浜田省吾がソロデビュー前に在籍していたバンド“愛奴”の代表曲。あとになって浜田自身がソロ(浜田省吾 & The FUZE名義)で再録音している。

CDマキシシングル

曲調はビーチボーイズの「サーファーガール」やビートルズの「ジス・ボーイ」を下敷きにしていると思われる。コード進行はCmaj7 Am7 Dm7 G7の循環。 リズムはスローな6/8拍子。

淡白な愛奴バージョンを聴くと、夏に起こった恋を回想するロマンチッックでセンチメンタルな描写が心地よい。日本の歌謡曲ではザ・ワイルドワンズの「想い出の渚」あたりに近い世界。

比較的淡白な愛奴バージョンも悪くないが、再録音された浜田のソロバージョンはよりエモーショナルで桁違いに深い味わいがある。それは、、、苦みを伴ったネガティヴで冷静な浜田の想いが垣間見られるからだ。

浜田は別の曲で、若い頃の恋愛を“砂の城”に例えているが、彼の音楽世界の特徴のひとつでもあり、この「二人の夏」にも共通したものが感じ取れる。

つまり、一見甘味な世界を示しながらも、
「こんなことがあったらいいんだけど、現実にはそう簡単には起こらないものだ。たとえ似たようなことがあったとしても、それは都合良く解釈しているだけだ。あくまでも絵空事だよ。今となってみれば、とてもみすぼらしく、儚く、もろいものに映る。だからこそ、それだからこそ、、、ひとつの音楽世界として、この人工的なリアリズムを究めたい…」

そんな、極めて冷静で、かつ熱い想いが隠されているように思える。諦観を通過した上での深い叙情性-そんなかんじだ。思い起こせば、それはブライアン・ウイルソン(ビーチボーイズ)やフィル・スペクターの世界観でもあり、その影響下にあった浜田が自分なりに消化した結果でもあると思う。

曲の最後、“夢のかけら”という歌詞が何度も何度も繰り返される。
そう、「こんな脆弱で儚い恋は、まさしく“夢のかけら”でしかないんだよ。だからこそ“永遠”なんだよ」-と。

まさに、“夢のかけら”という表現こそ、この作品のキーワード。
自分の中では、浜田の再録バージョンのタイトルは“二人の夏”ではなく、“夢のかけら”なのだ。
[PR]
by bongokid | 2005-08-01 00:06 | CD