カテゴリ:Column( 50 )


Music Magazine3月号を見る。

  • 「ニューエイジ・ステッパー」(CD)
    パンクとレゲエの接点を象徴する作品だそうで、ポップグループとアスワドなどのメンバーがエイドリアン・シャーウッドの元で録音したもの。

  • 「ライヴ・イン・ブラジル1963/レイ・チャールズ」(DVD)
    レイ、全盛期のテレビショー。

  • 「Ⅵ/Bondage Fruit」(CD)
    鬼怒無月は何度かライヴで観ているのだが、彼絡みの作品は物凄い数が存在していて、どれを買ったら良いかわからず、なんとなく買いそびれている。-ということで。

  • 「この~ッ!!(もうがまんできない)/JAGATARA」(DVD)
    JAGATARAの主要なCDは10年前くらいに購入し手元にあるのだが、最近は聴いていないなぁ。ということで、映像を観たくなった。

  • 「ヨコハマ・ブルース・ストーリー/クリエイション+エディ藩」(DVD)
    81年、82年のTVKテレビショーの映像。こういう珍しいものが今観られるなんてやっぱ、DVDならではだよなぁ。当時は東京に住んでいたが、中古のおんぼろテレビだったもので、UHFは観られなかったし。


結局、すべて買おうと思う。(笑)結構な出費だな。。。
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by bongokid | 2005-02-20 14:33 | Column

大昔、深夜ラジオをよく聴いていた。中でもお気に入りは、ニッポン放送の“カメちゃん”こと亀淵昭信氏がパーソナリティを務めた「オールナイトニッポン」。
彼は元々ディレクターでロック/ポップスに大変詳しく、(ニュー)ミュージックマガジンなどの音楽雑誌に評論も書いていた。あのウッドストックを現地体験した数少ない日本人でもある。

1970年代初期、ロックミュージックを積極的に流すラジオ番組は少なく、彼の番組はとても有り難かったし、トークも楽しかった。オレは頻繁にリクエストやコメントをハガキに書いて送り、常連とまではいかないまでも、数回番組内で紹介されたりもした。たしか一度だけ自筆の年賀状をいただいたこともある。

その亀淵さん、現在は、堀江社長のライブドアから株を買い占められつつあるニッポン放送の代表取締役社長である。この先、いったいどうなることやら・・・?
4/3分に追記

ちなみにド迫力のゴスペル歌手、亀淵友香さんは妹さん。
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by bongokid | 2005-02-13 20:57 | Column

といっても、素直に割り切れないことも確か。
エチオピア人はイスラム教徒が全体の35%を占めるのに、「クリスマスがやってくることを彼らは知っているのだろうか?」と笑顔で歌うイギリスのアーティストたちとか、「オレ達(自身)が世界(そのもの)だ」と大合唱するアメリカのアーティストたちとか、ウェンブリーのフィナーレが「Let It Be(=なるがままに)」だったりとか、、、これらに象徴される、欧米人のある種の無神経なお気楽さや傲慢さも垣間見える。仮に、窮状に喘ぐエチオピア人がそれを認識したら、きっと複雑な気分になることだろう。無論、彼らにそんな余裕はないが。

主宰者ボブ・ゲルドフが聴衆に向かって「きょうは楽しんでくれ。そして献金を忘れずに!」とクールに言う場面がある。
彼は現実的に割り切っている。どんなにパフォーマンスに矛盾があろうと、偽善的であろうと、ロックンロールで馬鹿騒ぎしようと、結果的に大金が集まればよい~とにかく第一義的に金が集まらなければ意味がない、ということ。最もなことだ。

チャリティ・・・とくにエンタテイメントによる場合は、ある種の【矛盾】が宿命なのだ。
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by bongokid | 2005-02-12 02:07 | Column

ライヴエイドのDVD。
冒頭に、目を覆いたくなるエチオピアの飢餓の様子が映し出されている。その後にウェンブリーとフィラデルフィアのライヴ映像。
アーティストはみな素晴らしいパフォーマンスをやっているし、聴衆の盛り上がりももの凄い。間違いなく”楽しんでいる”。そしてそれを観ているボクもわくわくしながら楽しんでいる。そしてまた途中にエチオピアの目を覆いたくなる映像・・・。このギャップを受け止めねばならない。

エチオピアのことなんかどっかに置いておいて、格好のプロモーションの場と考えていたアーティストもたくさんいただろう。また、音楽ファンにおいては、なによりも映像を、ロックミュージシャンのパフォーマンスを、純粋に楽しみたいという思いがおそらくほとんどだろう。そういうボクもその一人だ。

不幸な惨状に目をつぶり、音楽を楽しむことは不謹慎?大地震の被害が出た時に優勝したプロ野球チームがビールかけを自粛することを考えれば、同様に不謹慎と言えるかもしれない。いや、そうではない。
あえて言うなら、その【不謹慎】をすればするほど、マスコミは話題として取り上げ、世間はエチオピアに目を向ける。DVDが注目されることで、それを購入する人が増え、その純益が募金になるわけだ。
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by bongokid | 2005-02-12 02:06 | Column

これを書いている今は、1985年のライヴエイドから20年が経過している。
では、ということで遡ってみると…ライヴエイドからその約20年前に東京オリンピックがあり、ビートルズがブレイクしていた。さらに20年前はというと、日本が戦争に負けた頃、ということになる。
そう考えると、最近の20年は、時間の概念を疑いたくなるほどいやに短く感じる。

ポピュラー音楽だけで考えると、今、ライヴエイド(1985年)の頃のものを聴いても、それほど違和感を覚えない。逆に、1985年時点の若者がタイムスリップして今現在のものを聴いたとしても、テクノロジーによる細部の違いはあれ、それほど驚かずに馴染めるのではないだろうか。
換言すれば、すでにポピュラー音楽の形態は出尽くしてしまっている、ということだ。

では、日本が戦争に負けた頃の若者が、同様に20年後のポピュラー音楽をいきなり聴かされたらどうだろうか?おそらく、おおよそ顔をしかめて耳をふさごうとするに違いない。

テクノロジーと音楽形態の変遷が共存していた期間は20世紀内ですでに終わっているのだろうか?
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by bongokid | 2005-02-05 22:41 | Column

癒し系の音楽? “癒し”という言葉が一人歩きしている。そんな事を意識して音楽を聴いたことがない。どんなにうるさくても、どんなに激しい音でも、それが気持ちよければ広い意味で“癒し”である。つまり好きな音楽全てが、その人にとって“癒し系”と思う。
“好きな音楽すべてが癒し系”という言い方にはかなり強引なところがあるだろうが、まぁ、広い意味でのハナシであって、世間が癒し、癒しとうるさいから、屁理屈のひとつでも言いたくなってしまったのだ。
そう!覚醒させられる音楽だってあるではないか。眼をキッっとさせたくなるような気持ちがシャキっとするような素晴らしい音楽だってあるのだ。中庸で意外性のない、生ぬるい音楽が巷にはびこっていると、無視すればよいのについなにか言いたくなる。どうもオヤジの愚痴になってしまうようで、いささか気が引けるのだが。いやぁ失敬!(-_-;)
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by bongokid | 2005-01-26 02:37 | Column

ミュージック・マガジン誌は毎月読んでいる。断続的に読み始めたのが中学3年の頃。(当時の雑誌名はニューミュージック・マガジン)文章が多くて中学生には難解な音楽雑誌だった。高校2~3年の頃からは毎月休まず買っているわけだ。まぁそれだけに、この雑誌からの影響は自分にとってとてつもなく大きい。

PCで音楽を作り始める以前は、どちらかというと音楽は聴くモノだったし、この雑誌で取り上げられた音楽には興味を示すことがとてもとても多かった。なぜか?といっても、とても一言では答えられないのだけど。
ここ数年は、あまりCDを買わなくなった。聴く時間がない。優先順位が後退したようだ。しかし毎月20日に本屋に行ってこの雑誌を買い、目を通すと、買って聴きたい音楽がたくさんある。またしかし、買ってもちゃんと聴くのか?と自問して、なんとなく買わないままになってしまう。

そのCDを聴き、時代や文化的背景を知り、人脈を知り、音作りを見極め、また単純に聴く。音楽でひとつの旅を楽しむ。そんなことが好きだった。いや今でも好きなのだが…。
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by bongokid | 2005-01-25 00:17 | Column

最初に断っておくが、自分がリアルタイムでビートルズを聴いたのは67年か68年で小学生だった。“英国のGS”程度の認識で、なぜそんなに凄いのかわけが分からず、"長髪でエレキを持った不良"と、親に言いくるめられ、家に一台しかないテレビでは絶対に見せてもらえなかった。ビートルズに意識的に接したのは、実は解散した頃からである。
世代を語る時に、“ビートルズ世代”というくくり方をよく見かける。しかし、そんなものアッタのカイな???
1960年代半ば、日本で一番有名な洋楽は実はヴェンチャーズだった。日本人には、エレキインストのヴェンチャーズのほうがずっとずっと親しみがあったのだ。テケテケテケテケ♪
「私はビートルズ世代だ」と公言するうさんくさい文化人が多いが、実は当時そんなに好きでなかったりする。その世代のほとんどの日本人にとって、ビートルズは“後追い”だった。彼らの部屋に、当時いったい何枚のビートルズのLPが並んでいたのだろう?何枚か並んでいたにしても、たぶんファーストプレスではないだろう。

今となっては想像もできないが、ビートルズの音楽はまさに革命であって得体の知れない音楽だったのだ。

c0033501_227777.jpg真先に飛びついたのは若い女性たち。(もっともアイドルとしてだが。)とにかく理屈は抜きにして、カッコイイ!と感覚的に受け入れたのは若い女性たちだった。そしてほんの僅かなマニアックな男たちが、こっそりレコードを買って聴いていた。(学校の同学年に数人いるかいないか、その程度)いろいろ理屈を付けながら、違和感と格闘しながら。。。おそらくそんなところだろう。なにせ“長髪もエレキギターも不良のすること”-だったのだから。
ゆえに、「私はビートルズ世代だ」などという、したり顔のオジサンがいたら、話半分に聞いておいたほうがよい。
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by bongokid | 2005-01-23 15:07 | Column

ライヴを見に行くと、気に入ったアーティストのものでも必ず睡魔に襲われる友人がいる。

なぜだろう?と考えた。
音圧の振動が心地よいからか?(目をつぶってヘッドフォンで集中して聴いていると、いつのまにか寝てしまう経験は自分にもあるが。)それもあるだろう。それだけだろうか?たぶん、その逆もあるのではないかな。周囲の様子に気が散って疲れ果ててしまうのでは?

(大前提として)おおよそ音楽は、まず一個人が個別に楽しむものだ。しかし、ある音楽を”気に入っている”という事実が同じでも、その感覚は人それぞれ微妙に異なる。

音楽に一人で向かい合っている上では、なにも周囲を気にする必要はないが、ライヴには大勢の他人がいるし、普段と環境もまったく異なる。
隣の人が、突然叫びだすこともあれば、カップルがイチャイチャしていたりもする。しっとりとしたバラードの時、横の人のニンニクくさい口臭で白けてしまうこともある。(←ネタではない事実デス) また、前の人の体でステージが見えないこともある。音響がひどいこともよくある。
集団の中にいるのだから、それなりの儀式も多々ある。お約束の拍手、お約束のトーク、お約束のアンコール・・・。

音楽は好きなのに、そんな非日常の環境に不得手な人間もいるはずだ。妙に疲れてしまい、集中できずに眠たくなる-それは、わからないでもない。
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by bongokid | 2005-01-20 01:11 | Column

Tonight only!!!! ...featuring Hall & Oates, The Temptations Review (Eddie&David), and Mick Jagger & Tina Turner with "The Hall & Oates Orchestra"

LIVE AIDには優れたパフォーマンスがたくさんあるけど、とくにクィーン、エルトン・ジョン、デビット・ボウイ、ザ・フーなどのイギリスのベテラン勢は貫祿もあり、大きな会場全体を掌握した横綱相撲で、やはり抜きんでている。当時の若手の中ではU2に特別な勢いを感じる。
イギリス・ウェンブリーのステージは、パフォーマンスに聴衆が集中していて会場全体に一体感があるが、アメリカ・フィラデルフィアの方はあまりにも巨大な会場だからか、あるいは国民性なのか、やや散漫なかんじでステージと聴衆の一体感が今一つ感じられない。

c0033501_21531266.jpgそんなフィラデルフィアの中でも、《ホール&オーツ~モータウンレビュー仕立てのテンプテーションズメドレー~ミック・ジャガー~ミック・ジャガー&ティナ・ターナー》の数十分は、個人的には最高のお気に入りだ。そしてこれらの演奏はホール&オーツ本人達も含めた彼らのバンドが通して務めている。(クレジットは“ホール&オーツオーケストラ”で、ブラスセクションやパーカッションなどのサポートも含む)
ミックが入ってからの部分は、どの程度リハをやったのか定かではないが、ギタリストG.E.スミスが展開の指示を全身を使って気迫で示しているところを見ると、ほとんどブッツケだったのではないだろうか?
それにしてもサスガだ。演奏は余裕で手堅く、しかもグルーヴィーで、即席仕立てとは思えない。これこそ真のプロフェッショナル!と言える。

ティナとミックは、アイク&ティナターナー、ローリングストーンズというそれぞれの立場で、60年代から第一線で活躍し、70年代前半あたりには確かスト-ンズの前座でアイク&ティナは共演していたと思う。(未確認) 古いつき合いで気心が知れているだろうし、エンタテイナーとしての息もぴったり♪
そんなこんなを十分承知しているはずのホール&オーツ・オーケストラが先輩に敬意を表しながら、心から嬉しそうにバックバンドを務めている。そして、それを観ている僕はとても幸せな気分になれる。
この組み合わせを誰が考えたのかは知らないが、してやったりだろうな。
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by bongokid | 2005-01-14 21:56 | Column