ヘタウマはイイ♪

「知りすぎたのね」というタイトルの歌謡曲があるが、万事そうなのだろうか。
学び知ることは当然よいことだろう。人は様々なことを学び経験して成長していく。
ただ、時に知識が邪魔をすることもある。理屈で納得して自らを縛り付けてしまうこともある。知識を持てばそれを手段にして応用させればよい-ということもよくいわれる。しかし概してそんなにうまくことが運ぶとは限らない。それは知識に感性が追いついていないからで、感性を鍛えることは知識を詰め込むことよりはるかに難しいのだ。

若い人に「どうしたらカッコよいプレイが出来るようになりますか?」という恐ろしい愚問をされた時、村上ポンタ氏(彼のプレイはそれほど好きではないが)が、名言を吐いていたのを思い出した。「それは、毎日散歩をして物思いにふけることだよ!」

c0033501_22195298.jpg音楽においてどこか不器用で端正でない人が好きだ。たとえば、
リンゴ・スターはスネアロールをしなかった。
キース・ムーンはハイハットを使わなかった。
モーリン・タッカーはべードラを使わなかった。
ジミー・ペイジは正確なフレーズに自信がないくせに、ミストーンをごまかせない音色が好みだった。
ニール・ヤングやキース・リチャードはカポタストを使った。

自分は彼らの音楽が大好きだ。そして彼らは、知識というより、感性に裏打ちされた知恵を持っていたように思う。
こんな事を書くと、「練習嫌いを正当化しているだろう?」というつっこみが、返ってきそうだ。まぁそれはその通りだな。(苦笑)
ちなみに「知りすぎたのね」の歌詞は、《あなたのことを知りすぎてしまい、疲れたわ。そろそろお別れね》というものだったかな?たしか…。
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by bongokid | 2005-01-16 22:08 | Player