RETURN OF THE CHAMPIONS クィーン+ポール・ロジャース

c0033501_1255977.jpgイギリスでのライヴを収録したDVDを購入。
アマゾンでの購入者コメントや、このコラボレーションを記事にしたブログもいくつか拝見した。
現在の力関係、認知度からすると、当然クィーンを基本に書かれている。フレディが亡くなって途絶えてから十数年ぶりのクィーンのライヴだしね。で、ボーカルのポール・ロジャースも意外によかった、と。はい、そうですか、そうですか。

しかし、(70年代からロックミュージックを聴いてはいるが、)必ずしもクィーンの熱心なファンというわけではなく、個人的には、フリーや初期バッドカンパニーのファンだったわけで、むしろポール・ロジャースの元気な姿に、こういうシチュエーションで出会えたことのほうが、とても感慨深い。
改めて、ポール・ロジャースは英国ロック界の最高のボーカリストと確信した。

彼の基本はブルース。ソウルフルで熱い。実力はピカイチなのに地味なキャラクターが災いしてか、長い間、人気の面でロッド・スチュアートに完全に負けていた。それが、どうだ!この歌いっぷり!現役感覚バリバリじゃないか!
クィーンのレパートリーもナチュラルに歌いこなしているし、フリーやバドカンのレパートリーも長い年月を経て熟成されたようで、ある意味、オリジナルを凌いでいると言っても過言ではない。
もちろん、こういう華やいだ場に今になって立てたのは、クィーンとの幸運なめぐり合わせがあってのことではある。そして、お互いを尊敬し、かつ尊重した大人のステージパフォーマンスであり、ロック・ショーとして綿密に練られた上でのことでもある。

だからこそ、ようやく見えてきたものもあるんじゃないか。すぐれた楽曲とずば抜けたスタッフワークに支えられれば、こんなにも輝くことが可能なのだと。満員の聴衆の前で思う存分歌って、思う存分パフォーマンスして、これほどまでに充実感を味わえるものなのだと、彼はようやく実感したのではないだろうか?

もう一度書くが、ポール・ロジャースは英国ロック界、最高のボーカリストです。


興味のある方は、Badlands(ぼのぼのさん)の「クイーン+ポール・ロジャースはなぜ成功したのか?〜来日リポート終章」をぜひお読みください。
[PR]
by bongokid | 2005-11-19 01:29 | DVD