ホール&オーツ・オーケストラ

Tonight only!!!! ...featuring Hall & Oates, The Temptations Review (Eddie&David), and Mick Jagger & Tina Turner with "The Hall & Oates Orchestra"

LIVE AIDには優れたパフォーマンスがたくさんあるけど、とくにクィーン、エルトン・ジョン、デビット・ボウイ、ザ・フーなどのイギリスのベテラン勢は貫祿もあり、大きな会場全体を掌握した横綱相撲で、やはり抜きんでている。当時の若手の中ではU2に特別な勢いを感じる。
イギリス・ウェンブリーのステージは、パフォーマンスに聴衆が集中していて会場全体に一体感があるが、アメリカ・フィラデルフィアの方はあまりにも巨大な会場だからか、あるいは国民性なのか、やや散漫なかんじでステージと聴衆の一体感が今一つ感じられない。

c0033501_21531266.jpgそんなフィラデルフィアの中でも、《ホール&オーツ~モータウンレビュー仕立てのテンプテーションズメドレー~ミック・ジャガー~ミック・ジャガー&ティナ・ターナー》の数十分は、個人的には最高のお気に入りだ。そしてこれらの演奏はホール&オーツ本人達も含めた彼らのバンドが通して務めている。(クレジットは“ホール&オーツオーケストラ”で、ブラスセクションやパーカッションなどのサポートも含む)
ミックが入ってからの部分は、どの程度リハをやったのか定かではないが、ギタリストG.E.スミスが展開の指示を全身を使って気迫で示しているところを見ると、ほとんどブッツケだったのではないだろうか?
それにしてもサスガだ。演奏は余裕で手堅く、しかもグルーヴィーで、即席仕立てとは思えない。これこそ真のプロフェッショナル!と言える。

ティナとミックは、アイク&ティナターナー、ローリングストーンズというそれぞれの立場で、60年代から第一線で活躍し、70年代前半あたりには確かスト-ンズの前座でアイク&ティナは共演していたと思う。(未確認) 古いつき合いで気心が知れているだろうし、エンタテイナーとしての息もぴったり♪
そんなこんなを十分承知しているはずのホール&オーツ・オーケストラが先輩に敬意を表しながら、心から嬉しそうにバックバンドを務めている。そして、それを観ている僕はとても幸せな気分になれる。
この組み合わせを誰が考えたのかは知らないが、してやったりだろうな。
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by bongokid | 2005-01-14 21:56 | Column