グランド・ファンク・レイルロード(2)「1971ライブ」

先日、知り合いの主婦から頼まれた。
「中学生の息子が“受験勉強の友に洋楽のロックを聴きたい”と、突然言い出した。私はロックに詳しくないので、若いころに聴いておいたほうが良いと思われるものをCDに入れてもらえないだろうか?」

ん~、これは難問だ。
まず、息子さんがどんなイメージで“洋楽のロック”という単語を発したか見当がつかない。それに、文部省選定図書じゃあるまいし、“若いころに聴いておいたほうが良いロック”と言われても困惑する。ましてや、大人が価値観を押しつけるものでもない。
というわけで、「それは無理だわ。自分の感性を頼りに好奇心全開で自力で探すべき。
まずは、身近なところで、ロック好きの同年代の友だちを見つけること。」と返答した。加えて、「情報はネットにも腐るほどある。」と、ヤフーに登録されている「ロック入門」関連のページを紹介した。
こんな返答でよかったかどうかはわからないが、自らの経験を思い起こせば、70年代初頭の情報源は、「ラジオ」「音楽雑誌」「好き者の友人」の三つだった。
今は情報があり過ぎて、かえってわけがわからなくなるかもしれない。しかし、結局は回り道しようが、最終的には自らの好奇心と感性で対応するほかにないと思う。

c0033501_225228.jpg前置きが長くなったが、まぁ、そう深く考えずに、ロック初心者用の一曲を無謀にも今、選ぶとしたら、グランド・ファンク・レイルロード(G.F.R.)の「1971ライブ」の一曲目「ARE YOU READY」を上げたい。ツェッペリンやパープルやジミヘンのように神格化はされないが、彼らの絶頂期のこの音源はまぎれもなくハードロックの原典だ。

1971ライブ」には、7月9日、55,000人の観客を集めたニューヨーク・シェア・スタジアムのものが4曲(ギミー・シェルター他)含まれている。ちなみにオープニング・アクトはハンブル・パイだったそうだ。
デトロイトでのテイクでは、この時点で公式リリース前の「フット・ストンピン・ミュージック」も聴ける。

シェア・スタジアムの8日後には来日して、雷雨の中、東京・後楽園球場で公演が行なわれた。その貴重な写真はこちら
充実した内容のライナー・ノーツによれば、マネージャー兼プロデューサーのテリー・ナイトの指示で、シェア・スタジアムのライブがドキュメンタリー映像として記録されているらしい。ぜひとも生きている間に観たいものだ!
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by bongokid | 2005-10-19 22:07 | CD