パロディ

c0033501_21445088.jpgかなり前だが、“ミスター・ビーン”でおなじみの英国人喜劇俳優、ローワン・アトキンソンの記事が読売新聞にあった。タイトルは【愛する、ゆえに、からかう】。

《人生の根本には非合理がある。愛、美、音楽、みんな非合理であり、非合理的だからこそ存在価値があり、こっけいでもある。だから、敬意を込めてからかうことができる》 と彼はいう。
英国特有の屈折した精神のようでもあるが、これは、ある意味もっともな事だと思う。

(とくに日本人の傾向として)時に、パロディを悪意や軽蔑と短絡的に捉えられることが多いように思う。
また、言うほうも聞くほうも、批評と批判を混同しがちなことがある。元の言質にもよるが、好きだからこそ、敬うからこそ批評することだってある。

愛するがゆえにからかう-という手法は、もっと世間に認められるべきだ。そして、そういう文化が当たり前にあれば、個人崇拝の絶対的政治支配や狂信的な宗教に洗脳されることも少しは減るように思うのだが。
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by bongokid | 2005-10-10 21:46 | Column