リンゴ・スター アンド・ヒズ・オールスター・バンド/ザ・ベスト・ソー・ファー

c0033501_8525454.jpg1989年から1997年までのリンゴ・スター&ヒズ・オールスター・バンドのライヴツアー用プロジェクトの中からベストテイクを集めたもので、最近廉価で発売されたものを購入した。
笑っちゃうくらいに驚かされる組み合わせが、入れ代わり立ち代わり次から次へと出てくる。にやにやしながら和む和む♪仕事の疲れが一気に吹っ飛ぶ楽しさだ。
しかし、まぁ、よくこれだけのメンバーを集めたものだ。メンバー集めは、リンゴの人徳とプロモーターの手腕だろう。

ん~~この手法はなにかと似ていないか?
ロックンロール・ホール・オブ・フェイムのスーパー・セッション?
バングラデッシュ・コンサート?
ローリング・サンダー・レビュー?
吉田拓郎とキンキ・キッズのテレビ番組「LOVELOVE愛してる」?

いやぁ、違うなぁ。。。そう、あれだあれだ!
グループサウンズ・ナツメロ同窓会ライヴ!
あれがいちばん似ている。というのは冗談だが…、
はっきり言って60年代から70年代前半の“懐かしのロック大会”である。

誰もが皆、一世を風靡した人たちで、リンゴの息子ザック・スターキーを除いて、立ち位置をしっかりわきまえた大ベテランのプロフェッショナル・パフォーマンス。演奏は手堅く、手抜きは一切見かけられない。当たり前のことかもしれないが、さすがである。
さて、何度も何度も観る気になるかどうか、その分岐点は、パフォーマーに現役感覚があるかどうかが目安のような気がする。

DVDが安くなったのは嬉しいが、各曲毎のメンバークレジットが一切無いのはとても不親切だ。というわけで、ネット情報を頼りに自分で作ってみた。(下記参照)

■1989, The Greek Theatre, LA, CA

ハニー・ドント - Ringo Starr
アイコ・アイコ - Dr. John
ザ・ウェイト - Levon Helm(The Band)
想い出のフォトグラフ - Ringo Starr

ジョー・ウォルシュ(g)、ニルス・ロフグレン(g)、ドクター・ジョン(Key)、リック・ダンコ(B)、レヴォン・ヘルム(Dr)、ジム・ケルトナー(Dr)、ビリー・プレストン(Key)、クラレンス・クレモンズ(Sax)、リンゴ・スター(Dr)、ガース・ハドソン(Accordion)

89年の第一期メンバーが、やはり実力的にもいちばん贅沢だし、ロフグレン、ケルトナー、プレストンなどの職人技バッキングは文句のつけ様がない。
「アイコ・アイコ」もノリノリで、ドクター・ジョンの圧倒的な存在感と、それぞれのソロ回しが楽しい。
ザ・バンドの3人を含めたこのメンバーによる「ザ・ウェイト」はグレイト!

■1992, Montreux Jazz Festival

Don't Go Where The Road Don't Go - Ringo Starr
ロッキー・マウンテン・ウェイ - Joe Walsh
The No-No Song - Ringo Starr(1992, Empire Theatre, Liverpool)
Bang The Drum All Day - Todd Rundgren
ユア・シックスティーン - Ringo Starr
イエロー・サブマリン - Rinog Sarr

ジョー・ウォルシュ(g)、トッド・ラングレン(g,Perc)、デイブ・エドモンズ(g)、ティモシー・B・シュミット(b)、ニルス・ロフグレン(g)、バートン・カミングス(key)、ティム・キャペロ(Sax)、リンゴ・スター(Dr)、ザック・スターキー(Dr)

ジョー・ウォルッシュのスライド・ギターが圧巻。トッド・ラングレンのハジケ具合も圧巻。歌える人たちがほとんどだから、リンゴの「ユア・シックスティーン」などでのバックコーラスもとても気持ちよい。

■1995, Japan

I Wanna Be Your Man - Ringo Starr
Groovin' - Felix Cavaliere(The Young Rascals)
You Ain't Seen Nothin' Yet - Randy Bachman(The Guess Who, B.T.O.)
Boys - Ringo Starr

ジョン・エントウィッスル(b)、ランディ・バックマン(g)、マーク・ファーナー(g)、フェリックス・キャバリエ(key)、ビリー・プレストン(key)、マーク・リビエラ(Saxphone)、リンゴ・スター(Dr)、ザック・スターキー(Dr)

ヤング・ラスカルズの名曲やバックマン・ターナー・オーバー・ドライブの大ヒット曲をオリジナル・ボーカルが歌い、グランドファンクのマーク・ファーナーやフーのジョン・エントウィッスルがバッキングという、ある意味信じられない組み合わせ。

■1997, Pine Knob, MI

明日への願い - Ringo Starr
Sunshine Of Your Love - Jack Bruce
ノルウェーの森 - Peter Frampton
青い影 - Gary Brooker(Procol Harum)
オール・ライト・ナウ - Simon Kirke(Free,Bad Company)
アクト・ナチュラリー - Ringo Starr
With A Little Help From My Friends - Ringo Starr

ピーター・フランプトン(g)、ゲイリー・ブロッカー(Key)、ジャック・ブルース(b)、サイモン・カーク(Dr)、マーク・リビエラ(Saxophone)、リンゴ・スター(Dr)

ピーター・フランプトンはすっかり禿げ上がっていて別人のよう。「サンシャイン・オヴ・ユア・ラヴ」ではギター・ソロを弾きまくり。
フリーの「オール・ライト・ナウ」はドラムのサイモン・カークが歌っている。
カントリー風味のリンゴの「アクト・ナチュラリー」でジャック・ブルースがベースを弾いてサイモン・カークがドラムをプレイしているなんて、う~ん、みなさん器用だなぁ。(笑)
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by bongokid | 2005-10-06 23:22 | DVD