再び...『レッドツェッペリン DVD』(1)

約2年前の2003年6月。 LED ZEPPELINのすべて未発表!のライヴ2枚組DVDが発売された。(ボーナス映像には既発表部分あり)

痛みの激しい眠っていたフイルムを、あらゆるデジタル技術を酷使して蘇らせた映像は、まさに驚異!衝撃!の極みだった。
これは目を皿にしてしっかり観たいゾ♪ということで、まず先走ってソフトを購入。
DVDプレーヤーはまだ持っておらず、一応PCで観られるのでプレーヤー購入は躊躇したのだが、数ヶ月後、結局ステレオコンポ+デカイ画面でどうしても観たくなり、ようやくプレーヤーを購入した。(時すでにDVDレコーダーが主流になっていて、なんとソフトよりハードのほうが安かった♪)

1984年、βハイファイヴィデオプレーヤーを購入し、今まで観たことの無い“動くロック映像”を夢心地で観まくった。『LED ZEPPELIN DVD』の衝撃は、それに匹敵…いやその時以上に、新鮮な興奮を覚えた。
とくに1970年・ロイヤルアルバートホールでのパフォーマンスはとんでもない。



当時のオーディエンスも演奏にまさに釘付け状態。新しい価値観に出会う瞬間の連続で、むしろ“のる”余裕など無いのが雰囲気でわかる。
誤解されるのを承知で言い切ってしまえば、当時のLED ZEPPELINの前ではアメリカのロックのほとんどが腑抜けに見えてくる。
ブルースを消化した圧倒的な楽曲の構成力、緊張感を伴った演奏の表現能力は他に類を見ないし、あえてロールしないまさに“ロック”のダイナミズムに溢れている。c0033501_23242536.jpg

ドラム・ソロというものは概して退屈なものだが、「モビー・ディック」のそれは例外で、何度観ても鳥肌が立つ。(「狂熱のライブ」よりこちらのほうが凄いと思う。)ドラマーのジョン・ボーナムは1970年の時点で21歳とは驚く。彼は音楽史上もっとも偉大な打楽器奏者のひとりだろう。
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by bongokid | 2005-08-17 23:27 | DVD