マイナス・ワン

いわゆるロックバンドにおける楽器構成において、ちょっと歪なものに妙に惹かれたりする。いや、歪だからというよりも、好きな音楽が先にあって、気がつけば実はそうだった、と言ったほうが正しいか。

c0033501_1440899.jpgその代表格が【ベースレス】。(ジャズコンボでは比較的多く存在するが)初期のドアーズはオルガンのフットペダルで代用することによって、ドローンとした独特の低音域を醸しだしていた。

レッド・ツェッペリンのライブの場合、ジョン・ポール・ジョーンズがキーボードに回った時はベース奏者がいない。(発表の段階ではオーバーダビングされているが。)これはジョン・ボーナムのバスドラムで補っているとも言えるが、ベースを加えずとも表現に支障は無いという自信の現れか。

以下、パーツ単位のハナシ。
c0033501_14402437.jpgザ・ヴェルヴェット・アンダーグラウンド (The Velvet Underground) のオリジナルメンバーでは、ドラムのモーリン・タッカーがバスドラムをまったく使っておらず、フロアタムで低音部を表現している。これによって、独特なガレージ感のある音像になっている。

ザ・フーの場合、オリジナルメンバーのドラマーであるキース・ムーンは、ハイハットシンバル(足でパクパクとペダル操作する)を使わなかった時期が長い。その代わりにしていたのはクラッシュ・シンバルの連打で、終始、壁のように鳴り響いていた。

他には、ストーンズのキース・リチャードの(六弦が無い)五弦ギターが有名ですね。
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by bongokid | 2005-06-05 14:41 | Column