Who is this America?/ ANTIBALAS

c0033501_22524814.jpgこれは昨年の7月頃に発売されたアメリカ・ニューヨークのブルックリンで結成されたアフロビートグループの三作目。

アフロビートの王様フェラ・クティは大好きで、5,6枚持っているが、そのフォロワーと聞いただけで、「どうせ本物には劣るだろう」と、ずっと無視していた。しかし、いやぁ~~~~今まで買わないでいてゴメンナサイだ!!!最高の一言です。

米国同時多発テロの後に反戦メッセージをストレートに出したのがこのアルバムであり、つまり、サウンドのみでなくフェラ・クティのメッセージ(反権力)を継承している。
ただし、(政治的な意味合いはあれど、)第一義的に、これは音楽である。心地よい反復するグルーヴに、しばし浸りたい。

サウンドはフェラ・クティのサウンドをフォローしていて、ちょっと聴くとイミテーションのようだが、メンバーは欧州、アフリカ、アジア、ラテン、中東、カリブ系の混合であり人種のるつぼN.Y.を拠点にしているがゆえのニュアンスが加味されている。

(余談)
フェラ・クティやアンティバラスの音楽、とくにオルガンを聴くと、ドアーズの「ハートに火をつけて」の間奏を思い出す。そのドアーズのサウンドはコルトレーンの「マイ・フェバリット・シングス」あたりを参考にしている。そのコルトレーンは、ルーツであるアフリカを意識していた。そう考えるとある種のロマンがある。あくまでも個人的な妄想かもしれないが。
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by bongokid | 2005-05-25 22:53 | CD