たまに民俗音楽を聴く

c0033501_11323189.jpg音楽は、西欧近代において平均律十二音階という概念が確率したわけだが、それと引き換えに微妙なナニかを失ったようだ。文明進化の功罪を今更述べる気はないが、日頃慣れ親しんだ西洋音楽を拒否したい想いにたまにかられる。

民俗音楽といっても玉石混淆ではあるが、加工されていない現地のライヴ録音、とりわけインドネシアのガムラン、アフリカのピグミー族の音楽、アラブやトルコの古典音楽などを聴く。
それぞれの背景を追求するほどのめり込んでいるわけではないが、聴くと脳神経を消毒されたような心地よさを覚える。

コウモリは高周波の超音波で鳴き合い“会話”をしているそうで、人にそれは聞こえない。その人間が認識不可能な高周波が、これらの天然アナログ音楽には豊かに含まれているそうだ。

高周波そのものは人間に聞こえないにしても、ある種の民俗音楽に内包されているのであれば、“聞こえている音楽”にも、なんらかの波及が当然あるのだろう。
しかし、あとから思いをめぐらしているだけで、はっきりと意識など出来ない。ましてやCD音源は、割り切ったデジタル音質だから物理的にもムリなハナシなのだが…。

脳神経を消毒されたような心地よさ-の分析研究はそのスジの専門家にまかせて、あとから確認すればよい。


◆聴いている音楽
・Archives de la musique turque(1)~オスマン・トルコの栄光(1905-1935)
・Archives de la musique Arabe-Vol.1~大いなる遺産アラブ(1847-1968)
・密林のポリフォニー/イトゥリ森ピグミーの音楽(VICTOR CD ETHNIC SERIES)
・神々の森のケチャ/バリ島シンガパトゥ村の合唱劇(VICTOR CD ETHNIC SERIES)
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by bongokid | 2005-04-09 11:33 | CD