A Christmas Gift for You from Phil Spector

c0033501_094684.jpgPhil Spectorは1960年代に活躍した音楽プロデューサーで、あとでビートルズの「Let it be」なども手がけているポップス界の大御所。

クリスマスアルバムは星の数ほど世に出ているであろうが、bongokidが知っている中でいちばん好きなのは間違いなくこれだ。(HMV
というか、クリスマスアルバムの中ではおそらく最高傑作-と言い切ってしまおう!
LPとして発売されたのは1963年。当時のポピュラーミュージックの世界はシングル盤が中心だったわけで、このアルバムはプロデューサーの名前を全面に出したコンセプトアルバムとしてのまさに先駆けでもあったのだ。

13曲中、11番目に登場する(スピルバーグの映画「グレムリン」の冒頭でも流れている)Christmas(Baby Please Come Home)という曲は、このアルバム中でも最高の曲。部屋で何回踊りながらいっしょに唄ったことだろう。笑いながら涙が出てくるほど好きな曲だ。Darlen Loveという女性歌手の歌唱がまたとんでもなくソウルフル!!! クゥ~~~~~~~

なぜこのアルバムが良いのか、説明することはなかなか難しい。説明すればするほど音楽を文字にする虚しさがわいてくる。

ただひとつだけ言えるのは、屈折して屈折して屈折して屈折してしまい、気がついたらマトモだった-そんな音楽、ということだ。大瀧詠一氏曰く“人工美のリアリティ”。

モノラル録音の夢のような音像。
そして、まずあり得ないであろう夢のような世界。

しかし、目の前に確実に広がる描写はリアルなリアルなリアルな世界。
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by bongokid | 2005-03-10 00:10 | CD