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# by bongokid | 2017-12-31 23:47

c0033501_2115291.jpgレコードコレクターズ11月号の特集は、“FREE”。
「ライヴ アット ザ BBC」のCDや「フォーエヴァー」という二枚組DVDが発売されることに因んでのもの。11月1日に日本盤が同時発売されるので、間違いなく購入するでしょう!

さて、70年代後半の頃、密かに思っていたことがある。
それは、フリーはレゲエの影響を間接的に受けているのでは?ということ。実際にレゲエ的なリズムを使っているわけではないので、直接の影響は見えない。
しかし、ゆったりと船を漕いでいるような間のある独特のグルーヴ感になんとなく“におい”を感じていたのだった。
当時、そんなことを周囲に言っても変に思われるだけだったが、一人の友人だけが「そういえば彼らはアイランド・レーベルだね」と理解してくれた。
そう、元々レゲエを中心とした音楽を紹介する意味合いのあったアイランド・レコード(クリス・ブラックウェルが立ち上げた)に、なぜかフリーとトラフィックは所属していたのだった。
だから、いち早くジャマイカの新しい音楽=レゲエに触れていたと考えても不自然ではない。

そんな思いを裏付けるアンディ・フレーザー(サウンドメイクの実質的リーダーだったベーシスト)へのインタビュー記事がレコードコレクターズ11月号に掲載されている。
60年代後半に生まれたハード・ロックが、全般的にスピードとパワーを強調する方向に向かっていた中で、フリーのテンポとタイミングは異質だったのはなぜか?という問いに、「リズム&ブルースやブルースと共にレゲエも好きだったからかもしれない」と答えている。

やっぱりそうだったんだ!と心の中でガッツポーズをしたのは言うまでも無い。

過去の関連記事「フリー(Free)伝説の初来日公演1971」
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# by bongokid | 2006-10-14 21:19 | Column

もちろん、映画をリアルタイムでは観ていない。
セリフが新鮮だった大ヒット曲「君といつまでも」はリアルタイムで耳に入ってきたが、映画の挿入歌という認識はなかった。

10年程度が過ぎた在京の大学一年生の頃、巷で若大将シリーズのリバイバルブームが起こった。
情報誌「ぴあ」には、オールナイト上映の告知がたくさんあり、友だちと新宿に観に行った。映画館内はほとんどが大学生で満員になっていて大盛り上がり。上映中には拍手と歓声も起こっていた。

長髪にベルボトムジーンズ、そして四畳半フォークやヘヴィーなハードロックが新しかった時期に、なぜ若大将シリーズがリバイバルしたのか?いや、そんな薄暗い空気だった頃だからこそ、単純明解な青春映画が見直されたのかもしれない。が、本当のところはわからない。


若大将シリーズの映画にしても、一連の映画と連動した「君といつまでも」などのヒット曲にしても、とにかくなにもかもが眩しかったし、垢抜けていてカッコよかった。
東京生まれの二枚目ボンボンの恋愛、スポーツ、音楽、大学生活(後期は社会人)がコミカルに、またロマンチックに描かれていて、彼らの青春ってこんなものなのか!と羨望の眼差しで映画を観ていた。

それからも、たまに深夜域のテレビで単発放映されたりすると、機会があれば観ていた。
脇役配置の妙味や、さりげなく映る当時(1960年代)の風俗にも観る度に再発見が多く、なぜか見飽きない。

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で、今年になって初めて「若大将シリーズ」のDVD大全集(ボックス仕様限定生産品)が発売されたそう。
全盛期(1961~66年)のくくりでいくと、サーフ&スノウ編とキャンパス編がそれにあたり、前者が3枚組+ボーナス1枚で15,700円、後者が5枚組+ボーナス1枚で16,800円。
ネットのショップを見ると10~20%引きってところか。
これを高いと思うか安いと思うか、悩むところだなぁ。
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※結局、9/18に思い切って購入しました。
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# by bongokid | 2006-09-17 21:03 | DVD

ウラワロックンロールセンターの発掘音源シリーズから、近田春夫&ハルヲフォンとパンタ&ハルのライブを購入。

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近田春夫&ハルヲフォンは、近田の深夜放送のヘビーリスナーだったこともあり、70年代後半に後楽園球場のロックフェスと世田谷・三軒茶屋のライブハウスで観たことがある。
営業バンド・ライクなステージングやカバー選曲と、ハイセンスでキャッチーなオリジナルをインターバルをとらずに演奏していくのが画期的だった。
けしてボーカルはうまいわけではないが、全員が歌い、ハーモニーを多用しているところにバンドとしての一体感が十分感じられる。
アイドル路線でもなく、いかにものロッカーでもない、屈折した微妙なスタンスを貫いたところに、かえって強く共感するところがある。

近田春夫に関しては、こちらのブログがおすすめ


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パンタ&ハルは、以前に「TKOナイトライト」というライブ盤が出ていて、レコードをよく聴いていた。
頭脳警察のパブリックイメージから脱却したパンタが、演奏力のあるメンバーを選択して組んだのがパンタ&ハル。傑作スタジオ盤二枚の曲を中心に気合の入った演奏を聴かせる。
ハルの演奏はメンバーの指向性からして、ややフュージョン風味があるが、これの4ヶ月前に収録された「TKOナイトライト」に比べて、よりロック的なニュアンスが増している。
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# by bongokid | 2006-09-03 22:15 | CD

サンタナは今でも現役バリバリだけど、やっぱり最初の3枚が好きですね。

c0033501_23124193.jpg紙ジャケ廉価盤がたくさん発売されていますが、ちょっと高価な限定版の「サンタナⅢレガシーエディション」(二枚組)を購入しました。
二枚組の一枚はフィルモアウェストでのライブ。あの“最後の日”のです。(1971年7月4日)
熱くて荒々しい絶頂期のサンタナ・バンドが聴けます。
「サンタナ」ではなく、
ブルースをベースにした、まさにラテンロックの「サンタナ・バンド」ですね。
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# by bongokid | 2006-06-19 23:16 | CD

ONE DOWN,ONE UP LIVE at the HALF NOTE / ジョン・コルトレーン

1965年は61年に始動した至高のカルテットの末期。
コルトレーンと、エルビン・ジョーンズ(Dr.)やマッコイ・タイナー(piano)との音楽的方向性の相違が表面化してきた、とされる時期だ。

で、「ワン・ダウン、ワン・アップ」という曲。コルトレーンとエルビン、二人だけのインプロビゼーション・バトルがある。
コルトレーンの息子曰く、「親父の生涯最高の演奏だ」。

c0033501_0481565.jpg今では考えられないくらいの狭いステージ・スペース。至近距離で向かい合ってプレイしている写真が残っている。

おそらく、お互いに葛藤があったと想像できる。
《もういっしょにやってられない。決別もそう遠くない。》

これは、大喧嘩のような、かみ合わない主張をぶつけ合う討論のような、いや、お互いを認め合った上での、高い次元での調和のような・・・、

壮絶で鬼気迫るものがある。

魂を揺さぶられる演奏だ。
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# by bongokid | 2006-05-12 00:56 | CD

と言ったら大げさかもしれないが、3つか4つのコードで延々と繰り返す心地よさがある。
乗ってきたらいつまでも続きそうなかんじ。
他にもあるだろうけど、ふと頭に浮かんだ。

ヘイ・ジュード(ビートルズ)
キャン・アイ・プット・ユー・オン(エルトン・ジョン)
スウェイ(ローリング・ストーンズ)
悪魔を憐れむ歌(ローリング・ストーンズ)
ドゥ・ユー・フィール・ライク・ウィ・ドゥ(ピーター・フランプトン)
ステイ・ウィズ・ミー(フェイセズ)
フリー・バード(レーナード・スキナード)
レット・ザ・サンシャイン・イン(フィフス・ディメンション)
人間なんて(吉田拓郎)
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# by bongokid | 2006-04-27 00:27 | Column

ブルース・スプリングスティーンのファンサイトのリンク集の中に、スプリングスティーンの古い友人でニュージャージーを拠点に長年活躍しているサウスサイド・ジョニーのサイトがあった。行ってみると、相変わらず地道にパブやライブハウスや学校のイベントなどに出演しているらしい。
で、彼のスケジュールの中に「B.B. King Blues Club & Grill」というのを見つけてクリック。
おそらくBBキングが経営しているクラブだろうが、ライブスケジュールを見るとブルースバンドが意外と少ない。
しかも、キース・エマーソンだのカール・パーマーだのリック・ウェイクマンなんてのもある。ラヴィン・スプーンフルもいるし、モントローズもいるし、アイス・キューブパブリック・エネミーもいる。
ムチャクチャだな、こりゃ。お!「名前のない馬」のアメリカもいるし、ジェファーソン・エアプレインもいるし、ロビン・トロワーもいるし、デイブ・メイソンもいるし、ジェームス・ブラウンもいるし、チャック・ベリーも・・・キリがないぞ。

どのバンドもオリジナルメンバーはほとんどいないだろう。
みんな、ジーサマになっても、昔の栄光を背負い、こうやってクラブ回りで楽しく?生活しているのね。ご苦労様です。まぁ日本でもあるけどね。

あとは、ビートルズやなんやらのトリビュート・バンドも数多く出演している。
そして、アッタアッタ!ブルース・スプリングスティーンのトリビュート・バンド!音源も公開されていて、ボーン・トゥ・ランのコピーを聴けた♪(つまらなかったけど笑)
で、彼らのサイトがあるようでリンクをたどってみた。 
トップページに「プライベートパーティに出張営業いたします!ご連絡ください」なんてある。需要があるのかぁ~!(笑)

まぁ、これだけでもお腹いっぱいだが、アメリカにはこのようなシチュエーションが数え切れないくらいあるのだろう。
以前、「プラターズ」が全米に5組あって、同時にライブをやっていた~なんて笑い話もあったな。だれがオリジナルメンバーかわからないしなぁ。。。

よく言えば、ショービジネスの本場で根っこが太いということだが、言い方を換えれば、懐かしの演歌歌手を町の公民館で観るようなもので、ロックンロール/ブルースの本場アメリカならではの田舎臭さがプンプン臭うのだ。
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# by bongokid | 2006-04-23 23:54 | Column

c0033501_2133972.jpgしばらく更新していませんでした。別名義でやっている作・編曲に没頭していて音楽を楽しむ余裕がありません。そんな中でも、迷わず購入したのは下記の数々。未だに未聴多し。

■「不滅の男/エンケン対日本武道館」の映画(DVD)
大昔からの大ファンです。エンケン(遠藤賢司)は絶対的な孤独の中で魂を猛爆発!
音楽を超えた音楽。もうこれ以上の崇高な自作自演は世の中にないかもしれない。大げさでなくそう思う。

■「にゃあ!」 / 遠藤賢司(CD・未聴)

■「ロック画報15 特集=遠藤賢司デビュー35周年(付録CD付)
エンケンファンのバイブルですね。2004年に発行されたもの。

■「The CELLAA DOOR CESSION 1970 / MILES DAVIS」(CD)

■「LIVE AT THE HALF NOTE 1965 / JOHN COLTRANE」(CD)

■「MORPH THE CAT」 / DONALD FAGEN(CD・)

■「晩餐」 / フード・ブレイン(CD)
陳信輝、柳田ヒロ、加部正義、つのだひろによる1970年の録音。
数年前のリイシュー時、うっかり買いそびれて手に入らなかった。
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# by bongokid | 2006-04-10 21:34 | Column

本格的にJAZZを聴き始めたのは20代後半になってからで、比較的遅かった。ROCKで失われつつあったなにかをJAZZに求めたのかな。
誤解を承知であえて言うなら、JAZZはマイルスとコルトレーン、これで十分だ。
この二人のJAZZさえあれば、他のJAZZはいらないくらいだ。
さんざん聴いてきたが、まだまだ消化できないでいる。一生かかっても無理かもしれないが、これからも聴き続けていくだろう。

c0033501_21383887.jpgアマゾンのマーケットプレイスで、マイルスの「The Complete IN A SILENT WAY Sessions /Original recording remastered/Box set」が通常価格より2000円も安く売られていたので、衝動買いした。

それと、「Miles Davis /The Cellar Door Sessins 1970」という6枚組のライブ盤が発売されたようで、興味津々。

コルトレーンは「ワン・ダウン、ワン・アップ~ライヴ・アット・ザ・ハーフ・ノート」という1965年の録音が発売されたらしい。

全部買う!
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# by bongokid | 2006-02-23 21:40 | CD

1976年12月 ドイツのケルンで収録された放送用プロショット映像。
と言っても、アンオフィシャルDVDで、オークションサイトで業者らしき人から1,700円で購入。
(たまに音切れが瞬間的にあるが、)音は比較的クリアなモノラルで、画質も良好。
当時はアメリカ指向に傾いた「ニュー・イングランド」が発売されたあとであり、ツイン・リードの片方はローリー・ワイズフィールド。新旧取り混ぜて13曲収録されている。
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1. Runaway
2. The King Will Come
3. Warrior
4. Lorelei
5. You Rescue Me
6. Persephone
7. Outward Bound
8. Mother Of Pearl
9. It Started In Heaven
10.Time Was
11. Blowin' Free
12. Bad Weather Blues
13. Jail Bait

実は学生時代にウィッシュボーン・アッシュのコピーバンドをやっていたことがあります。ドラムでした。へたくそでしたが、そんなこともあって、個人的にはとにかく懐かしさでいっぱいになるブツです。
この中で演奏経験があるのは2.3.6.7.11.13.
ほとんどのフレーズや歌詞を今でも覚えていました。
バンドメンバーの中のギターの二人がとにかくアッシュを大好きで、ベーシストとボクはつられてやっていたようなところがあったのですが、そのうちに自然と馴染んできて好きになりました。今でも特別な思い入れがあります。

なんと言っても、艶やかで品があってカラフルなツインリードギターがいちばんの特色ですね。
ハードドライヴィングしても、けして下品にならないサウンド。バンドとしてアンサンブルはよく練られているし、当たり前のことですが、ギターは運指も正確だし、よくウタっている!いいバンドです。ただし、スター性はあまり無かったかなぁ。

映像で観ると、ドイツの観客はわりと静かで盛り上がりが地味。(苦笑)
聴かせるタイプの代表曲が多いからか、ファンにとってはライブバンドという認識が乏しかったのかも。(?)
実際、10.11.12.13あたりは完全にブギバンド♪でノリノリのゴキゲンな演奏をしているのですが、観客は戸惑っているのか、ノリきれていませんね。79年頃の来日公演も同じような雰囲気だったように記憶しています。

いずれにしても、懐かしさいっぱいで楽しめました。
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# by bongokid | 2006-02-09 00:41 | DVD

小笠原諸島には白人のコミュニティがあり、日常会話を日本語で話していることは、余り知られていない。

あれこれ考える以前に、その事実を知った驚きはかなりのものだった。
そもそも“小笠原”などと漢字の地名がついているから日本固有のイメージがあるが、元は無人島で無国籍だった。
19世紀初めに米国人セーボレー(白人)たちが漂着して定住した。その後日本人も移住し、明治8年に日本領土となり、東京府下の一地域扱いになった。
ちなみに、“小笠原”という地名は日本人探検家の苗字からとられたそうだ。

白人と日本人が混じり合って生活していたが、第二次世界大戦時に日本人は強制的に本土に帰され、戦後は日本に返還されるまで、沖縄同様に米国の施政下におかれた。

戦前は農業も盛んだったらしいが、現在は観光業と自給自足のための漁業しか行われていない。180年前に定住したセーボレー一族の末裔は、槍で魚を捕る伝統漁業をしながら暮らしていた。

世代間で日米の影響力の差は当然ある。若い世代は日本返還後に日本語教育を受けているが、米国に渡る人々も多い。

70歳を越えた白人の老人はかなりの程度で“日本人”で、もちろん日常会話は日本語だ。

~レモンの林~

若い二人は離れているけれどでネ 
約束しましょう また逢う日の夜に
若い二人は人目が恥ずかしいでネ 
レモン林で隠れて話しましょう 

レモン林の甘い香りの中で 
キッスをしたのをお月様が見てた 

平和になったら二人でカボボしてでネ 
新婚旅行は東京(※)へ行きましょう


こんな歌詞の民謡がある。
海岸で、シワまみれの老人が照れくさそうに口ずさんでいた。

小笠原を特集したテレビドキュメントを見てから数年が経過したが、この歌の入ったCDは存在するようで、小笠原の島唄CD「葉から芽」CRCM-40062 がそれ。

※実はネットで調べたら「東京」は「父島」になっていた。正式?には「父島」なのかな。。。だた、テレビで観たときの老人は間違いなく“東京”と唄っていた記憶がある。それはおそらく替え歌、もしくは亜流なのかもしれない。
白人の老人が“東京”と唄っているところになにか奥深いものを感じた。
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# by bongokid | 2006-01-27 20:55 | Column

c0033501_1162635.jpgフリーを知ったのは、「オールライト・ナウ」がそこそこ日本でもヒットし、深夜ラジオの音楽番組でそれを聴いたことからでした。そして最初に購入したLPはあの「ライブ」。聴きまくりました。
最後の曲(スタジオ録音)の「Get Where I Belong」が流れると、まるでドキュメント映画のエンドロールのような錯覚を覚えたものです。
※今、購入できるCDはボーナス・トラックがそのあとに入っているので、個人的にはちょっと違和感があります。

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その「フリー/ライブ」が日本で発売される約二ヶ月前の1971年の4月下旬に、ポール・コゾフ、サイモン・カーク、アンディ・フレーザー、そしてポール・ロジャースの4人が初来日。
オーストラリアとアメリカに向かう前で滞在は約一週間。わずか二回のライブを行っている。(実はその合間に山内テツなどとスタジオセッションをやっていて、のちの第二期フリーにつながっている)

最初が4月30日で、一ツ橋の共立講堂。“ロックカーニバル♯4”というイベントの中で演奏。

1.Fire And Water
2.Stealer
3.I'm A Mover
4.Be My Friend
5.All Right Now
6.Heavy Road
7.The Highway Song
8.My Brother Jake
9.Soon I Will Be Gone
10.Mr.Big
11.Ride On Pony
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12.Cross Road

最高のステージで、サイモン・カークがヒート・アップし、演奏終了後に失神してしまったそうだ。

二回目は5月1日の深夜(2日の早朝)、大手町のサンケイ・ホール。
出番は夜中の3時半!
2度目のアンコールのあと、時間がオセオセで、最後の出演者である成毛滋グループ(ドラム:角田ヒロ)のセッティングをしたいスタッフと、再度演奏しようとしたメンバーたちとの間で意思疎通がうまくいかず、結局3度目のアンコールはギターの音が出ずに中断され・・・苛立ったメンバーたちはマイクを投げたりスピーカーを突き破ったりと暴れたそう。(汗)

5月3日オーストラリアへ
しかし、バンドはオーストラリア滞在途中で空中分解。アメリカ公演もキャンセルと・・・。
つまり、ここで一度解散しているのだが、その後「フリー・アット・ラスト」は制作され、発売されている。

(以上、ニューミュージックマガジン1971年6月号の記事を参考にしました。)

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実は15年前くらいに、共立講堂のブート・カセットを手に入れて聴いたのだが、音質が聴くに堪えないもので、残念ながら雰囲気はあまりつかめなかったです。

ワイト島でのライブを多く含む「ライブ&モア~ポール・コゾフに捧ぐ」というレーザーディスクで1970年のライブ映像を観ることができますが、今は廃盤のようです。
当時のコンプリートなライブ映像、観たいけどあるわけないでしょうね。
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# by bongokid | 2006-01-07 01:19 | Player

紅白歌合戦を観なくなって何年かな?少なくとも15年くらい?典型的なNHKの娯楽番組で興味がまったくわかないのだ。
視聴率が一番凄かった時で70%くらい。昭和のある時期は家族全員がコタツに入ってこれを観て年を越していたが、近年は世代間ギャップや娯楽の選択肢の分散で、紅白だけが特別なものでは全くなくなっている。昨年の視聴率は過去最低の約40%弱。それでも40%ってのは凄いが…。
さて、今年はスキウタというものを全世代の視聴者から抽出したそうで、その中にモーニング娘。の「LOVEマシーン」が入っていた。超不況の時代に元気をもらった、という30代の支持が圧倒的に多かったとか。

世代は異なるが、実は「LOVEマシーン」は大好きだった。シングルCDを買ったほどなのだ。紅白では新旧のメンバー総出演でパフォーマンスするそう。う~む、これだけでも観ようかな。
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というわけで、観ましたよ。
元気があってよかったです。(笑)
しかし、これに限らずミックスが気に入らないね。PAが不調だったのかな?
ボーカルがデカけりゃそれでオッケーってかんじ。バックがオフ気味。
せめてベースとドラムをちゃんと出せよ!って言いたい。
まぁ、エヌエチケイの紅白にそんな文句を言ってもしょうがないけど。
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# by bongokid | 2005-12-31 21:33 | Column

78年(ダークネス・ツアー)、80年(ザ・リバー・ツアー)のフルライヴは有名なブートビデオで何十回と観ていたが、75年のものはもちろん初めて。しかもボブ・クリアマウンテンによるミックスが丹念に施されたオフィシャルだ。

これはイギリスでの初ライブで、事前に大々的な宣伝が行われており、音楽マスコミ関係者が最前列に多勢陣取っていた、とのこと。いわばイギリスへのプレゼンテーションのような意味合いがあったようだ。
そんなことも関係しているのか、ブレイク前の時点だからか、ロックスターとしての地位を築いたあとの78年、80年のものに比べて独特な緊張感があり、ステージングもけして洗練されていない。風貌も表情もハングリーさが漂っている。これは、ブルース本人にも言えるし、Eストリートバンドにも言える。
だからこそ、それだからこそ、歌、演奏ともキレまくっている。天才的な歌の表現力、それを完全に理解した上での自我を捨てたバンドアンサンブル。素晴らしすぎる!(「クォーター・トゥ・スリー」は後のものよりちょっと淡白だが...)

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エンターテイメント化し円熟味が増した84年(ボーン・イン・ザ・USAツアー)以降のライブがけしてけして悪いわけではないことを断った上で…、
バンドメンバーが増えた分、演奏が良くなったのだろうか?シンセを使うようになって良くなったのだろうか?スネアドラムにエフェクトをかけて良くなったのだろうか?女性コーラス(今の嫁さん)を入れて良くなったのだろうか?
と、ある意味、ちょっと残酷なことも頭をかすめる。
担当箇所が減りタンバリンを振っている時間が長くなったクラレンスや、時にほとんど聴こえていないアコギをストロークするニルスやパティの姿を見ると、気の毒にさえ思えてくる。

そんなことを言いたくなってしまうのは、75年から81年のメンバーによるライブがいかに素晴らしかったか、ということの裏返しなのだ。ちょっと言い過ぎかな。
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# by bongokid | 2005-12-30 23:24 | DVD

c0033501_2250265.jpg明日なき暴走 -30th Anniversary Edition』の中のドキュメンタリーDVDを観た。
スプリングスティーンの出世作であり代表作=アルバム『明日なき暴走/Born To Run』についての制作に関する、今だからこそ語られる話がたくさん出てくる。

アルバム制作には、しっかり一年かけている。当時のスタジオでのやりとりも生々しく映し出される。(ちゃんと撮っていたんだねぇ・・・) アウトテイクは数え切れないほどあるようだ。

とにもかくにも、レコード会社からの期待と重圧を感じながら試行錯誤し、徹底的な完璧主義を貫いたスプリングスティーンの苦悩と並ならぬ熱意が伝わってくる。
プロフェッショナルな仕事と言ってしまえばそれまでだが、強靭な精神力がなければ続けられなかっただろう。いやはや、凄いです!
もちろん、共同プロデューサーの一人であるジョン・ランドゥやバンド・スタッフとスプリングスティーンのゆるぎない信頼関係があってこそのものだ。

ほとんどの作曲をピアノで行っていたこと、「ジャングルランド」のクラレンス・クレモンズのサックス・ソロのフレーズはスプリングスティーン自身が作ったこと、各曲の印象的なイントロのフレーズもスプリングスティーン自身が作っていたこと、などなども印象深い。

では、いくつか疑問を・・・。
全8曲の中で、「ミーティング・アクロス・ザ・リバー」のエピソードがまったく出てこないのはなぜ?
「凍てついた裏通り」のホーン・アレンジを担当しただけだった(当時は正式メンバーでない)スティーヴ・ヴァン・ザントや、当時、一切制作とは無関係のはずの現在の夫人であるパティ・シャルファのインタビューがかなり多いのはなぜ???
逆に、「ジャングルランド」で貢献しているヴァイオリニストのスキ・ラハブがまったく出てこないのはなぜ???
ついでに、もうひとつ。
オリジンル・アルバム・クレジットを見ると、Eストリートバンド正式メンバーであるオルガン奏者・ダニー・フェデリッチの名前が8曲中わずかに1曲(Born To Run)のみというのはなぜ???不自然過ぎないか?

ドキュメンタリーとして良く出来ているとは思うが、関係者のコメントが“お約束の賛美ばかり”になってしまっている面もある。これはアニバーサリーエディションの中の企画だからして当然といえばそうなのだが…。
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# by bongokid | 2005-12-27 01:02 | DVD

c0033501_23323878.jpgスプリングスティーンの『明日なき暴走 -30th Anniversary Edition』がとうとう日本でも発売された。
うちには昨日届き、なにはともあれ、この中の75年のライヴ映像DVDを早速観ましたよ。
まだ一回しか観ていないが、これは良いに決まっているって!本当に凄い!

ボスに大変失礼なのを承知で書くけど、この頃から80年代頭くらいまでが(狭義の)ロッカーとしてのピークでしょう。

Eストリートバンドも凄い!ボブ・クリアマウンテンが施したミックスによって、ひとつひとつの音の粒が生々しく耳に入ってくる。

とりあえず、きょうはここまで。(続く)
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# by bongokid | 2005-12-22 23:31 | DVD

c0033501_22475350.jpg本日、地元で発売された1月号の特集は毎年恒例の「ベスト・アルバム」。
つまり、2005年に発売されたすべて?のポピュラーミュージックの新譜から、音楽ライター、音楽評論家が各ジャンルごとに選出したベストアルバムが数枚ずつ紹介されているわけです。

毎年のことではあるが、各ジャンルからベストということで選ばれたものだけでも膨大な作品数で、正直言って途方に暮れます。観たことも聴いたことも無い優秀なアルバムが世の中にはこれだけあるのだなぁ~と。
旧譜だけでも大変な数なのに、ポピュラー音楽の新譜全般にわたってさらに興味を持てる人は、いったいどれだけいるのでしょうね?

ちなみに、選出されている中で自分が持っているものは、音楽DVD部門の「フェスティバル・エクスプレス」のみ、という情けない結果でした。
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# by bongokid | 2005-12-20 22:49 | Column

ここのところ、集中して他のことをやっていたもので、ブログは書いていませんでした。
今、心待ちにしているブツはというと、

Bruce Springsteen
明日なき暴走 30th Anniversary Edition [CD+2DVD]<完全生産限定盤>
(タワーレコードの方が少し安かった)

ザ・スパイダース
ムーヴィー・トラックス(DVD付限定盤)

以上の二点です。
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# by bongokid | 2005-12-17 23:55 | DVD

最近、衛星放送からダビングされたDVDを友人から譲ってもらい、観ています。

一枚は「カンボジア難民救済コンサート」。
昔LPで聴いたものの映像版なわけだが、公式DVDは未発表。
1979年という時期だけに、70年代初頭から活躍しているアーティストと、当時勢いのあるパンク/ニューウェーブ/パブ・ロック系アーティストが同じステージに立っている。
マッカートニー&ウィングスの「カミング・アップ」のポールのベースのグルーヴはメチャクチャ気持ちよいが、フィナーレでの「レット・イット・ビー」は失敗だな。6年後のライヴエイドでも繰り返されるわけだが・・・。
結局は、ザ・フーのステージがいちばん凄いかな。中でも最後の「シー・ミー・フィール・ミー」が圧巻。
ニック・ロウのいるロック・パイルやイアン・デューリー&ブロックヘッズのライヴが観られるのはとても得した気分。

もう一枚は今年の「クリーム再結成コンサート」。
意外に隙間のあるサウンド。もっと大音量のイメージがあったが、コンパクトですっきりしている。3人の中で、年齢による体力の衰えがいちばん影響するはずのドラムがいい!ジンジャー・ベイカーがいい!
いや、ギターもベースもトシとるとつらいだろうな。重いのを肩にしょって立ちっぱなしなわけで。
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# by bongokid | 2005-12-03 20:49 | DVD

キング・クリムゾンは4枚目の『ISLAND』がいちばん好き。リアルタイムで購入した始めてのクリムゾンのアルバムでもある。
モンスターヒットの1枚目『In The Court Of The Crimson King』は友達から借りて聴いていたので、メンバーも替わって曲調もだいぶ異なる4枚目に最初は戸惑ったが、聴くほどにのめり込んでいった。散漫な曲の流れ、といわれることもあるようだが、ボクの頭の中では勝手にトータルな流れに聴こえている。

ロバート・フリップ Guitar, Melotron
メル・コリンズ Sax
ボズ・バレル Bass, Vocals
イアン・ウォーレス Drums

このラインアップが短期間で崩壊したのは、ご存知の方も多いことでしょう。御大ロバート・フリップ以外は、おおよそダウン・トゥ・アースな音楽へ傾斜していきましたね。
しばらくして、ボズはバッド・カンパニーへ。イアン・ウォーレスはデビッド・リンドレーと共演したり、ボブ・ディラン初来日公演のバックで演奏もしているし。メル・コリンズはストーンズの「サム・ガールズ」に参加したり。。。

では、そんな3人の素性をクリムゾン加入時に、フリップはまったく見抜けなかったのだろうか?それとも、難解なクリムゾンの音楽への反動で、途中から3人揃って指向性が急激に変わったのだろうか???

ボズが「クリムゾンでやっている時はその音楽を理解していなかった」というようなことを言っていたのを、なにかのインタビューで読んだことがある。オイオイ・・・まぁ、それはそれとして、、、。

そもそも、クリムゾンのメンバーオーディションに3人が挑んだこと自体が不思議と言えば不思議。また、フリップがなぜこの3人を選んだのかも不思議といえば不思議。

ただ、たとえロバート・フリップの意向を100%理解出来てなかったとしても、これだけの音楽を作ってしまった、そういう意味では非凡なメンバーではあるのだが。というか、ゲストメンバー(キース・ティペット、マーク・シアリング、ハリー・ミラーなど)の貢献も大きいのだった。

『ISLAND』正式メンバーによるライヴアルバム『EARTHBOUND』は、2002年にようやくCD化されたようだが、アルバム丸ごとのCD化は音質の面でおそらくないだろう、と思っていたこともあり、聴いていたのが下記のふたつ。

c0033501_0204872.jpg『21st CENTURY SCHIZOID MAN』

1. エディット・ヴァージョン(スタジオテイク)
2. オリジナル・ヴァージョン(スタジオテイク)
3. LIVE 1969 (from EPITAPH)
4. LIVE 1972 (from EARTHBOUND)
5. LIVE 1974 (from USA 2)

1996年にリリースされた「21世紀の精神異常者」4連発マキシシングル。
4.が『EARTHBOUND』に収録されていたライヴテイクで、アースバウンドのレパートリーから初のCD化ということで、発売当時にすぐ購入。やっぱり4.がお気に入り。

c0033501_0211721.jpg『CIRKUS』

LIVE at The Academy of Music.N.Y.C / Dec.1972

1.Circus
2.Pictures Of A City
3.Formentera Lady
4.A Sailors Tale
5.21st Century Schizoid Man
6.The Deviles Triangle

音質は△。ゲスト・プレーヤーも無く、生々しい録音。
今では、オフィシャルでも様々なテイクがリリースされているようだが、とくにマニアでもないので、たまたま購入したブートのこれを聴いています。
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# by bongokid | 2005-11-23 00:34 | CD

c0033501_1255977.jpgイギリスでのライヴを収録したDVDを購入。
アマゾンでの購入者コメントや、このコラボレーションを記事にしたブログもいくつか拝見した。
現在の力関係、認知度からすると、当然クィーンを基本に書かれている。フレディが亡くなって途絶えてから十数年ぶりのクィーンのライヴだしね。で、ボーカルのポール・ロジャースも意外によかった、と。はい、そうですか、そうですか。

しかし、(70年代からロックミュージックを聴いてはいるが、)必ずしもクィーンの熱心なファンというわけではなく、個人的には、フリーや初期バッドカンパニーのファンだったわけで、むしろポール・ロジャースの元気な姿に、こういうシチュエーションで出会えたことのほうが、とても感慨深い。
改めて、ポール・ロジャースは英国ロック界の最高のボーカリストと確信した。

彼の基本はブルース。ソウルフルで熱い。実力はピカイチなのに地味なキャラクターが災いしてか、長い間、人気の面でロッド・スチュアートに完全に負けていた。それが、どうだ!この歌いっぷり!現役感覚バリバリじゃないか!
クィーンのレパートリーもナチュラルに歌いこなしているし、フリーやバドカンのレパートリーも長い年月を経て熟成されたようで、ある意味、オリジナルを凌いでいると言っても過言ではない。
もちろん、こういう華やいだ場に今になって立てたのは、クィーンとの幸運なめぐり合わせがあってのことではある。そして、お互いを尊敬し、かつ尊重した大人のステージパフォーマンスであり、ロック・ショーとして綿密に練られた上でのことでもある。

だからこそ、ようやく見えてきたものもあるんじゃないか。すぐれた楽曲とずば抜けたスタッフワークに支えられれば、こんなにも輝くことが可能なのだと。満員の聴衆の前で思う存分歌って、思う存分パフォーマンスして、これほどまでに充実感を味わえるものなのだと、彼はようやく実感したのではないだろうか?

もう一度書くが、ポール・ロジャースは英国ロック界、最高のボーカリストです。


興味のある方は、Badlands(ぼのぼのさん)の「クイーン+ポール・ロジャースはなぜ成功したのか?〜来日リポート終章」をぜひお読みください。
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# by bongokid | 2005-11-19 01:29 | DVD

ロックミュージックという範疇で考えると、この世代は「ヒッピー文化は廃れてビートルズも解散する頃にロックミュージックに出会い、パンクの頃はすでに歳をとり過ぎていた、中途半端な世代」と、言われることがある。そう、確かに・・・、そんな気もする。

しかし、(中学生としてはちょっと背伸びをしなければならなかったが、)幸いにも70年代前半のロック黄金期にはかろうじてリアルタイムで接することが出来た世代でもある。

好奇心の旺盛な時期にリアルタイムで接したとはいえ、メディアからの情報も、また自由に使える金も著しく乏しい時期であったわけで、好奇心を満たせない思いを少なからず抱きながら過ごしていたのも事実だ。(まぁ個人差は大いにあるでしょうが。)

そして30数年が過ぎた現在、テクノロジーの驚異的な進歩とともに、ロック黄金期の情報は容易に手に入り、当時の音源や映像はこれでもかと氾濫している。
もう出ないだろうと思ったところで、またまた“幻の”フィルムや“幻の”オープンリールテープが発掘され、デジタル編集が施されて発売されたりもする。そして、少々の金を払えば簡単にそれらに接することが出来るのだ。

これはロックミュージックが音楽産業として成熟した証でもあり、素直に幸せなことと実感する。
しかし、それと同時に、その魅力に囚われれば囚われるほど、カウンターカルチャーとポピュラーミュージックが寄り添った特別な時代は二度とやってこないのだろう、とも思えるのだ。



c0033501_21465736.jpgちなみに、個人的にリアルタイムで購入した最初のロック系のLPは『ジョン・レノン(ジョンの魂)』でした。
大した思い入れも無く、なぜ購入したかはよく覚えていないです。
「ゴッド(神)」という曲で、“Dream is over”と歌われても、実感などまったく無く、子供心に戸惑ったように記憶しています。
この作品のよさを理解できたのは、数年経ってからでした。
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# by bongokid | 2005-11-14 21:51 | Column

c0033501_21491777.jpgジョー・コッカーの、1970年に行なった全米ツアーのドキュメンタリーDVD「マッドドックス&イングリッシュメン」がやっと届いた。
これは昔、レコードでよく聴いたものだ。と言っても音源は異なるようだが。その後ももちろん活躍しているけど、この頃のコッカーが全盛期だろうことは間違いない。

コミュニティ風な大所帯ツアーバンドを統率しているのは重鎮レオン・ラッセル。彼は60年代からポップスの裏方で大活躍していたが、たしか「マッドドックス&イングリッシュメン」が世に出た頃は、まだ日本ではソロアルバムも発売されておらず、「レオン・ラッセルは凄いらしいぞ!」という噂ばかりが音楽雑誌で先行していたように記憶している。


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# by bongokid | 2005-11-13 21:54 | DVD

以前に簡単に紹介した英国BBCの音楽番組(16年間)から編集された3枚のDVD。全部で8時間以上!ある。観るのも大変だ。
しかし、内容は滅多に観られないような貴重なものを数多く含み、しかも画質・音質(モノラル)はクリア。ほとんどが生放送時のリアルライヴだ。

c0033501_20294737.jpgだいぶ遅ればせながら、今回はVOL.1(全28曲)からお気に入りのものを、、、。
We Gonna Have Peace/Curtis Mayfield('72)は狭いスタジオで小さい音であってもこれだけのグルーヴが出せるというお手本のような演奏。生々しい息づかい、繊細でしなやかなグルーヴが素晴らしい。

Stir It UP/The Wailers('79)はピーター・トッシュ、バーニー・ウェラー在籍時のもの。歌・演奏とも乾いていて、しかもふくよかで、この頃のウェイラーズがいちばん好きです。

Do The Stand/Roxy Music('73)はイーノ在籍時のグラム期。コンセプトが絶妙で、ダサさ加減とかっこよさが渾然一体となっている。

Vol.1の個人的なハイライトはFrankenstein/The Edger Winter Group('73)でしょう。ノリノリのバンドアンサンブルがハイテンションで完璧!エドガーはシンセ、サックス、ティンバレスを取っかえ引っかえしながらの大熱演!ギターはリック・デリンジャー。

Freebird/Lynyed Skynyrd('75)彼らの代表曲で、テンポアップの後半は圧巻だが、大味でもうひとつ締まりがないという印象。そんなこと言っては怒られるかな?

Upon The Me O My/Captain Beefheart('74)のライヴは初めて見た。この曲は演奏がわりと“まとも”なものだが、毒気はやっぱりある。

Rock'n Roll Doctor/Little Feet('75)はロウエル・ジョージのスライドギターと気だるげなボーカル、そしてリトルフィートならではの独特のグルーヴが味わえる。

Rosalita/Bruce Springsteen('79)は有名なコンサート映像で、今までに何回も観ているけど、もっとも勢いのあるこの時期のパフォーマンスは何度見ても素晴らしい。

Vol.2、Vol.3からは気が向いたらまた書きます。
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# by bongokid | 2005-11-09 20:44 | DVD

c0033501_22273514.jpgパブリック・イメージ・リミテッド(Public Image Ltd./PIL)のライブ盤ブートレグ。
1980年Atlanta/U.S.Aでのライブを収録。

1996年くらいに音楽雑誌の広告を見て即購入した。
オーディエンス録音ながら、バランスが良く音質はまぁまぁ。低音がよく拾われていて重量感があって迫力がある。
ジャケットはメタルボックス(Second Edition)のものを流用。
無機的で絶望的なボーカル、ノイジーで金属的なギター、地を這うような重いベース、黙々と反復するベードラの効いたドラム。
この頃(オリジナルメンバー)のPILがいちばん良い。

Vo - John Lydon
Guitar/Synth - Keith Levene
Bass - Jah Wobble
Drums - Martin Atkins

1.Fodderstompf
2.Careering
3.Chant
4.Annalisa
5.Poptones
6.Attack(突然途切れてLow Lifeに)
7.Public Image
8.Swanlake (Death Disco)
9.Memories

オリジナルメンバーでなかったので観にいかなかった83年の日本のライブ映像でも、なかなか“見事な違和感”を味わえるが、この時期のアメリカの観客の大半もきっと『セックス・ピストルズ』を求めていたことだろう。
それを見事に裏切って、ただひたすら演奏していたに違いない。
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# by bongokid | 2005-11-02 22:29 | CD

c0033501_2305935.jpgファンク+ダブ+パンク+フリージャズ+民俗音楽とでも言ったらよいか?
音楽になにを求めるかは人それぞれだけど、気分をストイックに覚醒させたくなる時がある。
そういう意味ではTHE POP GROUPは最良の音だ。

実は、硬質でビートの効いた反復の上でノイジーな不協音を展開する~こういうことをやりたいなと無謀にも考えたことがあった。考えただけだけど。。。
コントーションズも聴いていたけど、ポップグループのほうに知性を感じてもいた。

今、THE POP GROUPのオリジナルCDは『』以外廃盤。これから再発があるようだ。
幸いにも全種手元にあるが、ラフトレード移籍後の2ndシングル「WE ARE ALL PROSTITUTES」を聴きたくて数年前にこの編集盤を購入した。
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# by bongokid | 2005-10-30 23:03 | CD

THE OLD GREY WHISTLE TEST(1)
THE OLD GREY WHISTLE TEST(2)
THE OLD GREY WHISTLE TEST(3)

詳細は上記リンクページを参照ください。イギリスBBC2で1971~1987年の間に放送された伝説的音楽番組のDVDで、たまたま知らなかったロックファンは、そのメンツにぶったまげるはず。

すべてアマゾンで注文し、まだ観ていないが(1)だけがきのう届いた。(2)(3)は発売延期とのこと。
海外版のほうが500円程度安いようだが、多彩な顔ぶれのスタジオライブに加えて、インタビューも多いとかで、字幕のついた日本向けのほうがよいでしょう。
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# by bongokid | 2005-10-20 22:25 | DVD

先日、知り合いの主婦から頼まれた。
「中学生の息子が“受験勉強の友に洋楽のロックを聴きたい”と、突然言い出した。私はロックに詳しくないので、若いころに聴いておいたほうが良いと思われるものをCDに入れてもらえないだろうか?」

ん~、これは難問だ。
まず、息子さんがどんなイメージで“洋楽のロック”という単語を発したか見当がつかない。それに、文部省選定図書じゃあるまいし、“若いころに聴いておいたほうが良いロック”と言われても困惑する。ましてや、大人が価値観を押しつけるものでもない。
というわけで、「それは無理だわ。自分の感性を頼りに好奇心全開で自力で探すべき。
まずは、身近なところで、ロック好きの同年代の友だちを見つけること。」と返答した。加えて、「情報はネットにも腐るほどある。」と、ヤフーに登録されている「ロック入門」関連のページを紹介した。
こんな返答でよかったかどうかはわからないが、自らの経験を思い起こせば、70年代初頭の情報源は、「ラジオ」「音楽雑誌」「好き者の友人」の三つだった。
今は情報があり過ぎて、かえってわけがわからなくなるかもしれない。しかし、結局は回り道しようが、最終的には自らの好奇心と感性で対応するほかにないと思う。

c0033501_225228.jpg前置きが長くなったが、まぁ、そう深く考えずに、ロック初心者用の一曲を無謀にも今、選ぶとしたら、グランド・ファンク・レイルロード(G.F.R.)の「1971ライブ」の一曲目「ARE YOU READY」を上げたい。ツェッペリンやパープルやジミヘンのように神格化はされないが、彼らの絶頂期のこの音源はまぎれもなくハードロックの原典だ。

1971ライブ」には、7月9日、55、000人の観客を集めたニューヨーク・シェア・スタジアムのものが4曲(ギミー・シェルター他)含まれている。ちなみにオープニング・アクトはハンブル・パイだったそうだ。
デトロイトでのテイクでは、この時点で公式リリース前の「フット・ストンピン・ミュージック」も聴ける。

シェア・スタジアムの8日後には来日して、雷雨の中、東京・後楽園球場で公演が行なわれた。その貴重な写真はこちら
充実した内容のライナー・ノーツによれば、マネージャー兼プロデューサーのテリー・ナイトの指示で、シェア・スタジアムのライブがドキュメンタリー映像として記録されているらしい。ぜひとも生きている間に観たいものだ!
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# by bongokid | 2005-10-19 22:07 | CD

c0033501_21155538.jpgロックのロの字を知った頃(1970年)に出会ったバンドはというと、フリー、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル、レッド・ツェッペリン、シカゴ・トランジット・オーソリティ、ユーライア・ヒープ、ブラック・サバスなどなどである。そして、大音量で度迫力のハードロックでありながら、いちばんとっつきやすかったのは、アメリカの三人組グランド・ファンク・レイルロードであった。(のちに4人組)

今、改めて聴くと、大味な曲調とある種の古くささは否めず、洗練されたアーティスティックなものを好む音楽ファンからは見向きもされない?だろうが、個人的には、彼らからのハードロック原体験の恩恵は計り知れないものがある。

極めつけの代表作である2枚組ライブLP(現在は一枚CD)は友だちが持っていたので買わなかったが(当時の中学生の小遣いからして友人と同じものを買わないのが当たり前。ずっとあとにCDで購入)、「グッドマンズ・ブラザー」「ハートブレイカー」「インサイド・ルッキング・アウト」が収録された33回転コンパクトEP盤を夢中で聴きまくっていた。結局、盤が磨耗してしまい同じものを再度買ったほどだった。

というわけで、試しにネットで検索してみたらオフィシャルサイトがあるではないか。そして今でも現役♪
2005年、オリジナルメンバーに二人のサポートを加えたツアーが地道に行なわれているようだ。
オフィシャル・サイトには、最近のライブ映像と1969~70年頃のボーナストラック(MP3)が数曲、無料で置いてあった。御馳走さま!
現在では、ドラムとボーカルのドン・ブリューワーはすっかり白髪(銀髪?)で声も細くなっているが、ギターとボーカルのマーク・ファーナーは相変わらずである。

(ポップな味わいが強くなった)キーボードが加わってからのライブ映像(現在廃盤)は市販されていたが、オリジナル三人組当時の公式な映像は未だに発表されていない。数多くのロックフェスティバルやコンサートに出演している(レッド・ツェッペリンの前座もあり)のに…。密かに期待しているのだが、無理かな。
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# by bongokid | 2005-10-15 21:16 | Column